米沢市にも役人の無駄使いがある? どうする安部市長!

2006/09/01 (Fri)
中央官庁での役人の無駄使いが問題になっているが、地元米沢市役所でもなかば公然と無駄使いがなされているようだ。新聞紙上で報道されていることであるから、市を憂う大方の人たちは関心を以て注目されていることだと思われる。
本会が要請した情報公開に職員が示した書類は、肝心の数値をマジックで黒く塗り潰した役に立たない書類だった。
支払い後の数値を、市民の要請にも関わらず公開できないというのには猜疑心を増幅するだけではあるまいか。 事実、市民に公開できない業者への支払いとあれば問題はひとつ、随意契約業者に対する行政の便宜供与とはいえまいか?
行政側が出してきた黒塗りの書類を不満として、審査委員会に不服を申し立てた結果、審査委員会は「情報は公開すべし」との結論を出した。
はたして安部市長はどのような態度に出るかが残された課題となっている。
本会が問題にしているのは、分別資源物の収集量が激減しているにも関わらず、多額の市費を追加増額して支払っている理由とは何かということである。
市はこれからも随意契約制度を崩さず、競争原理の働く入札制度を拒否するという時代錯誤的な構えを頑固なまでに貫き通すつもりのようだ。
行政側は力説する。「委託業者が儲からなければ当然ながら不法行為が起こる。したがって行政としては業者にタップリと儲けさせる義務がある」と、鈴木善夫課長はのたまって恥ない。
法律は新規業者を育成する義務を課しても、 委託業者には「業務を遂行するに足る額」としか定めてはいないのだ。 役人が業者保護策を打ち出す裏面には「予算を増やしてくれなければ仕事から手を引くぞ」という脅しか「業者と役人との間に汚れた取引がある」の二つに一つしかないのが常識というものであろう。 あくまで「毒まんじゅうを食ってない」と突っ張り抜くつもりであるならば、市民が納得できるよう公明正大な入札制度を持ち込むことだろう。 行政が黒塗りの書類を出してきた裏面には、本会が追求し続けてきた業者側に立った支出があるからに相違ない。
役人とはやることが慇懃無礼で、弱者に威張り強者に揉み手が通例である。 少なくとも職員は市民の血税の番人であるはずだ。ガラス張りの行政であるならば、部課によって市民に対して秘密めいた支出があってはならないはずである。
安部市長の返答はいかに? 市役所の中でも市民環境部ほど不明瞭な部は見当らない。職員までがゴミにまみれた廃棄物者になりさがってしまったのであるか? 古来、人は環境によって左右されるものであるという。 腐りはてた環境にドップリ浸かっていると平常心までも見失ってしまうのであるか。
行政が本会に対して作為をおよぼすのであれば、腐り切った行政を建て直すために行政トップから放逐する以外に市民の安泰はない。歴史ある米沢市役所の信頼を市民の手に取り戻すためにも本会は汚い行政部課と徹底的に闘い抜く所存である。
首長の選挙も来年秋に迫っている。四年間の成績表は市民達がつけるはずだ。各地で現職が破れているその要因は何か? 無為無策の議員たちが現職に張りつき勝ち馬に乗りたがる薄汚い、てめえの欲望だけで支援しているからだ。
これはバカにもわかる原理というものだ

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