改めて竹割氏に

2006/08/06 (Sun)
行政と特定業者が癒着した疑獄から市民の目をそらすべく、貴殿はどうしても北関東通商を悪人に仕立て上げなくてはならないようだが、その目的は原幸商店擁護であろう。それに貴殿は「古くからの鬼の会読者」というが当会の活動をあまり理解していないようなので改めて「行政と特定業者が癒着した疑獄」を下記にまとめる。
a. 平成15年11月まで資源物(古紙、カン等)は値段の付かない無価値な物との認識が市民に有った。
b.平成15年12月北関東通商により「古紙買い取ります」のチラシが市内に配布され、それまでの認識が覆された。
c.当会は、市民が分別して町内のゴミステーションに搬出した資源物の扱いに疑問を抱いた。
d.当会調査の結果、分別資源物という約3億円の市民の財産が特定業者に無償譲渡されてきた。
e.平成16年8月に無償譲渡は不当であるからして、安部三十郎市長並びに吉田一明市民環境部長に「住民監査請求」によって平成15年度までの返還を求めた。
f.「住民監査請求」は時の茶坊主監査委員、安田道隆・遠藤宏三両氏により「却下」という不当な判断が下された。(不当理由は過去の新着情報に記述)
g.当会の活動が行政を動かし平成16年度より分別資源物は売り渡すことになったが、特定業者に市価の半額以下で売却された。
h.半額以下で売却する行為は不当であるとし、吉田一明市民環境部長に抗議したが「買い入れ先が儲かっていないから良いのだ」と特定業者擁護論を掲げた。
i.平成18年3月、市民の財産を「市価の半額以下で売却する行為」は不当であるとして「住民監査請求」によってその返還を吉田一明市民環境部長に求めた。
j.またしても茶坊主監査委員、渡部繁雄(民間人だが市より年1千万円の報酬)・高橋義和(市会議員)両氏により、特定業者買い取り価格は妥当であるとの判断から「棄却」された。しかし両氏は置賜地方の相場を一切調査することなくして判断を下したのである。
米沢市には米沢市の相場が有るわけで、市民の財産は高く買ってくれる業者に売ることにより市の財政を潤すべし、と運動を行ってきたが、行政、監査委員、特定業者との癒着の構造という厚い壁に阻まれて来た。が、当会のねばり強い活動が功を奏し平成17年度より、分別資源物は公平な競争入札により市の財源を潤すこととなった。
しかしこれで問題が解決されたわけではない。無償譲渡を止めたとたんに分別資源物収集運搬料金が、平成16年度700万円、平成17年度900万円上乗せされて特定業者に支払われたのである。回収量は前年対比40パーセントも減少しているのにもかかわらずにである。
上乗せした根拠を「情報公開条例」に求めたところ既報の如く、全て黒く塗りつぶされた物であった。このように行政と特定業者との癒着ぶりには凄まじいものがあるが、当会はねばり強く行政のムダを是正させるべく活動を続ける所存である。

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