三春の滝桜

2016/04/17 (Sun)
三春の滝桜4/13郡山まで電車で来た東京在住の友人と合流して「三春の滝桜」の観桜ドライブに行ったが、友人はネットで満開の日を調べ、今日になったという。


三春滝桜は、根尾谷の淡墨桜、山高神代桜、と共に三大巨桜とも言われ、国の天然記念物で、推定樹齢は1,000年を超えるとされ、その景観は東西南北へと枝を張り巡らせ、さらにシダレザクラの特徴である下に垂れ下がった枝は、まるで滝であるかのように美しい事と、三春町の滝地区にあることから、「滝桜」と名付けられたという。
この時期(約20日間)に訪れる観桜客は約20万人と言うから、駐車場は無料だが観桜料として一人300円を徴収する「滝桜イベント」は、人口約17,000人の三春町に取って大きな経済波及効果をもたらすと思われる。
米沢も間もなく「上杉まつり」が開催され、川中島の模擬合戦イベントが松川河畔で行われるが、当局は「会場に8万人」などと大ボラを吹かないで、実数を把握し、如何にしてその観客が当市に経済効果をもたらすかを真剣に考えるべきである。
車に4人乗って滝桜観桜料一人300円の支払は、車両一台で1,200円につくが抵抗は感じない。しかし駐車料として1,200円取られるのなら気分の良いものでは無い。
即ち、直接の目的物である「滝桜」の鑑賞代として支払うには納得するが、「滝桜」をダシにして、目的物ではない駐車場から収益を上げようとする行為には釈然としないと言う事だ。
これを「おまつり広場駐車場」に当てはめて考えると、上杉神社を目的に訪れた来訪者から、市が駐車料として料金をせしめる事は、市の運営と関係の無い神社をダシに「他人の褌で相撲を取る行為」と感じられ、「公」が行う事業では無い。
来年度開通予定の米沢市~福島市の高速道路も、国という「公」の運営の為、無料である事を鑑みる時、「おまつり広場駐車場を有料に」と発議する成澤市議をはじめとする市議団に、有料化の前に「金を払っても訪れたい」とする目的物の具現化に努力せよと進言したい。

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