飼い慣らされた犬①

2016/03/25 (Fri)
飼い慣らされた犬①狼も犬も遺伝子的には近い存在だが、狼は野生を失わずにいるのに対して、何故犬は人間に飼い慣らされてしまったのか。この問題は生物学者にとっても未だに謎の多い部分だが、人間の場合はどうであろうか。
小生は、人間は犬同様にご主人様に飼い慣らされ易い動物だと思っていたが、それを顕著に実感したのが3/17の「議会との意見交換会」の場面であった。
安部三十郎市長候補は「市民との対話」を標榜し、当選後は「出前市長室」と称して、各地区で市民との話合いの場を設けたが、条件は「①質問は事前に提出する事。当日の質問は受け付けない。②参加者は行政への要望を述べるのでは無く、夢を語る事。」というもので、当初は「要望を聞いて貰えないのでは意味が無い」とする市民が多く、南原地区の「出前市長室」では、想定外の質問を行なう市民も存在したが、その場合に安部市長は集まった市民を尻目にさっさと会場を抜け出したものだ。
その後の新文化不幸施設建設の説明会でも、自分にとって都合の悪い質問には、答える事無く、会場から逃げ出す安部三十郎市長に参加市民は非難囂々(ごうごう)であった。
又、「市長にお聞きします」と議会や委員会での質問の場面では、安部市長は自ら答えず、当局が答える会議の進め方に市民の非難が高まった。
しかしながら、この様な安部三十郎スタイルが12年間も継続すると、3/17の「意見交換会」での海老名悟議長の如く、質問を行なった小生に「質問内容の情報は全て持ち合わせているが、当局が答えるべき問題で、議員は答える立場に無い」「数字を聞くなら予め質問内容を知らせよ」「この会は市民の質問に答えるのでは無く、夢を語る場だ」と、ご主人様に飼い慣らされた犬の如き言動を取る様になってしまう。
更に、「会の進め方が悪い。会議とは事前協議を行なって、質疑内容を打ち合わせておくべき」と小生に進言された方は、安部市長より役職を賜った市民で、常々安部施政を批判するものの、長年三十郎スタイルの会進行を踏襲された結果、無意識のうちにご主人様と似たような思考回路が出来上がったようだ。
【続く】

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