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新文化不幸施設の工期遅延に伴う損害金請求事件(陳情)③

kage

2016/03/10 (Thu)

新文化不幸施設の工期遅延に伴う損害金請求事件(陳情)③

 市民の要望を直接議会に反映させるには「請願」や「陳情」があり、今般は「不幸施設建設の工期遅れの違約金・損害金を請負業者に請求せよ」との「陳情」が行なわれ、議会はこれを受けて「産業建設常任委員会」に審議を付託した。
 そして3/8に委員会が以下の市議により開催された。

委員長 堤郁雄 副委員長 我妻德雄
委員  島貫宏幸 山田富佐子 成澤和音 中村圭介 鳥海隆太 髙橋英夫

堤郁雄委員長が開会を宣言し、陳情者の意見陳述後、中村圭介市議は「違約金・損害金を請負業者に請求せよ」との陳情趣旨を確認後、当局に見解を求めた。
 山口契約検査課長は言語不明瞭・意味不明の前置きの後『「米沢市建設工事請負約款」第58条の「この契約書に定めのない事項又は疑義が生じた事項については、必要に応じ、発注者と受注者とが協議して定めるものとする。」を適用し、三千万円を支払う事とした。』と答弁した。
 続いて堤委員長は、質問と委員間討議を委員に求めたが発議が無いことから、委員の意見を求めたところ、成澤和音議員が「陳情に反対する」として、前述のトンチンカンな意見陳述を行なった後に採決に入り、賛成0で「陳情」は不採択となった。

 ここで訪問諸兄に注目して貰いたいのは、議員の態度である。
 即ち、議員は市民の代表として、市民の代弁者であるべきだが、市民の意見を蔑(ないがし)ろにして行政側に立つのであれば「こんな議員要らない」と声を大にする。

 今般の委員会での具体的「こんな議員要らない」論を述べれば、山口課長は「定めがないので、発注者と受注者とが協議して市民の税金三千万円を払う事にした」と答弁し、陳情者はその事に「納得出来ない」と言っている訳だから、付託を受けた委員は、先ず「発注者と受注者はどの様な内容の協議を行なったのか」「その協議結果は合法であるか」、加えて「陳情者の主張する約款第48条を根拠に、市は違約金・損害金を受注者に求め得る法的根拠を満たしているか」を協議すべきであるが、当局に対して誰一人として質す議員は居ないし、委員間討議で発議する議員も居ない。
 そして、成澤和音議員の100%行政擁護の意見陳述を聞くと、市会議員とは、行政という飼い主に千切れんばかりに尻尾を振る「チンコロ」を想像してしまう。
  
 更に、堤郁雄委員長は委員長の責務として、的を射ていない成澤委員の意見を制し、約款48条及び58条に関わる討議を委員に求めるべき所、「意見が無いならハイ終わり」では委員会は体(てい)を為さないし、委員会不要論が浮上する。
【続く】

この記事へのコメント

kage

たびのひとのおっしゃるとおりだと思います。この件に関しての市長のお考えはどうなってるのでしょうか。この件に何も意見なさらないような市長では今後に期待がもてません。鬼の会様、目して語らず。なんてことないようにお願いします。

Posted at 14:39:18 2016/03/13 by 一市民

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kage


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