雪灯篭まつりと補助事業

2016/02/09 (Tue)
雪灯篭まつりと補助事業今週の13~14日は39回目の雪灯篭まつりだが、雪不足によりわざわざ雪を運んでの開催のため規模も縮小される事から、来場者数が心配される。(昨年度来場者数15万8500人との事)
一方、県は1/29~31寒河江市の最上川ふるさと総合公園で「やまがた雪フェスティバル」を開催し、来場者数が16万1千人だったと発表し、吉村美栄子知事は来年度以降も継続する方針を示した。
この企画は、全額国の交付金予算7千万円で実行され、来年度以降は「予算規模や財源は検討中だが、継続することでPR効果が高まり、海外への発信力も増す」と吉村知事は答えているので、規模は定かでは無いが県の予算が注入される公算が大である。
国や県の助成を受けての補助事業は、補助金が有る内は良いが、無くなるとポシャってしまう事が多いので、全て補助金に頼るのは考えものだが、それを種に行事を定着させ、行事そのもので収益を得ることが出来れば理想的である。
米沢市の「雪灯篭まつり」は、発足当時には米工校・九里学園の生徒協力により上杉神社から大門交番まで雪灯篭が幽玄を醸し出していたが、今は無い。
変わって伝国の杜でのイベントは華やかであるが、リピーターとして当地を訪れて貰える程のパワーが有るかは疑問なので、米沢を印象づける新たな企画を盛込んでは如何か。
例えば発足当時の、型に入れて作った小さい雪灯篭を多数連ねて、来場者を松川河畔に導き、松川河畔には「かまくら」を制作して、「雪菜料理」「小野川の豆もやし」「冷や汁」「棒鱈煮」「鯉こく・甘煮」等々の御当地冬の食材の他、「冬の芋煮鍋」「米沢牛すき焼き」等の米沢ならではの料理を提供し、冬の花火を打ち上げるなどは如何だろうか。
小野川温泉では「かまくら」を観光資源に利用しているし、冬の花火は2/7に西部コミセンの有志が打ち上げたが、自助努力では規模に制限があり、やはり公的資金の援助が無いと話題性も少なく終わってしまうので、知恵を絞って先ずは国・県からの補助金獲得を期待し、その後は住民パワーで行事を定着させるとともに、毎年何らかの新企画を取り入れる工夫が肝要ではなかろうか。
※雪灯篭まつりの日付訂正しました。ご指摘有難う御座います。

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この記事へのコメント

雪燈篭祭りは13.14日ですね。
Posted at 15:11:57 2016/02/11 by
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