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市民の要望が叶えられるには!!①

kage

2016/01/20 (Wed)

市民の要望が叶えられるには!!①

 一市民氏より『意見なり要望なりを新市長が具体的な施策として取り入れてくれない場合であっても「対話」はなされたので良しということなのでしょうか。』とのコメントが有ったので答えたいが、氏の意図するところが定かで無いので補足して答えたい。

 公務多忙の市長との対話であるから、世間話や茶飲み話では無く、「当方の意見や所見を傾聴してもらう事」で「要望が叶えられる事」が目的にある事は一市民氏も理解の範疇にあると想定し、「市民の行政への要望が叶えられるにはどうすれば良いか」をテーマに述べてみたい。

 市民は行政に様々な要望を抱き、その要望が叶えられる為には、その意思を行政に伝えなければならないが、それには口頭による場合と文書による場合があり、口頭による場合の対象は、①市の担当窓口②市会議員③市長等で、文書による場合には①要望書②陳情書③請願等の書類を市長又は所轄の部署に提出する事となる。

 要望成就を願う場合、市長と面談して対話する事が要望実現の最善の策であるかは一概に言えない。
と言うのは、行政は「米沢市長の内部組織の設置及び分掌事務に関する条例」「米沢市行政組織規則」等により職権の委譲が行なわれ、すべて市長の独断で事が進められるのでは無く、組織体として行なわれるので、折角市長に要望を伝えても「何も行なわないのが最善の美徳」と心得る担当部署職員に権限が委譲された場合には「やる振りをして何もやらない」とする対応に、市民は「お役所仕事」として諦めるか、行政と戦う事となる。

 「権力に脅えたり、泣き寝入りすることを止めよう。」を標榜する当会であるからして、要望実現の為には市長である安部三十郎を被告として提訴してまで、行政と戦って来たし、仮に新市長でもその考えに変りは無い。

 当会がこれまで『「対話」だけで良し』とはせず、要望を叶える為にどの様な行動を起こして来たかを記述して一市民氏のコメントに対する回答としたい。

◆『上杉神社参道の「鷹山公座像」の向きを変えて貰いたい。』
 高橋幸翁市長の時であるが、『松岬神社の東側に鎮座する「鷹山公座像」が参道にお尻を向けている事は、観光・参拝に訪れる方に対して宜しくないので、参道に顔が向くように移動してほしい。』との内容の「要望書」を市長宛に提出した。
その時の担当は森建設部長で「予算が付いた時実行する」との回答に、余り期待をしていなかったが、数年後に予算が付いた事から参道に向きが変えられ現在に至る。

◆『町内に出された故紙(新聞紙・ダンボール等)や金属(アルミ缶・鉄屑)は有価資源物であり、市民の財産であるから、特定1業者に無償供与する事は不当であり、有償とすべし。』
 この件は何度も伝えているが、安部市長に面談するも対話とならず、「建白書」をもって進言したがラチがあかないので、三度の住民監査請求を行ない、現在は入札制とした事から、現在まで五億円を超える金額が市の収入となっている。

【続く】

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