「夢」

2016/01/18 (Mon)
「夢」政治家とは、国民に「夢と希望を与える職業」と思っている小生は、1/17近藤洋介代議士の新年会に出席した。
挨拶に立った代議士は「山大工学部に建築課の新設」「ミニ新幹線をフル規格化」への努力と可能性を述べ、来賓の吉野徹米沢商工会議所会頭は「東北中央自動車道の平成29年度開通」への期待を語り、どちらも夢のある話であった。
代議士の話はもう少し先の実現となろうが、中央自動車道の開通は1年後なので、開通に合わせてオープン予定の「新・道の駅」に大変関心の強い小生等は、1/14に明誠会の市議(相田克平・木村・小島・島貫市議)と話合いの会を設け、新・道の駅の具体的運営計画を質したが、現時点に於いて収支計算に基づく具体案は出来ていないのだという。
新文化不幸施設建設の場合も、中心市街地が活性化するというバックデータ不在の元に、約30億円にも及ぶ初期投資と約2億円の年間運営費用に公金が投入される訳だが、既に2件のそば屋さんを始め数件の店舗は、新文化不幸施設オープン後に「夢」が持てないとして撤退し、「大沼」まで退去の噂が出る始末である。
公金は、この様に費用対効果や収支計算書の精査が為されないで投入され、失政の責任は誰も取らないのが行政と予算を認めた議員団だが、新・道の駅の場合もこのプロセスに沿って土地の購入が行なわれ、20数億円の資金が投入される。
何度も言っているが、具体的事業計画が策定された後に土地を購入するのが道理では無いか。
確かに、現在「米沢市道の駅基本構想検討委員会」による構想は公表されているが、数値に裏付けされたもので無い事から、あくまで「絵に描いた餅」であり、とても食えたものでは無い。
1/14の話合いで、木村芳浩市議より『「新・道の駅」は充分に討議して、オープンは必ずしも東北中央自動車道の開通に合わせなくても良いのではないか」との発言が有ったが、小生も同感であり、これまでのような「行政のポチ」的な人選による検討委員会では無く、「行政にもの言う市民」を多く交えた委員による検討委員会を設けて「新・道の駅」の運営具体案を作成して貰いたい。

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