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佐藤氏の質問へ①

kage

2016/01/13 (Wed)

佐藤氏の質問へ①

 1/12佐藤氏より「一市民の提案、意見が市長席まで確実に届くようにするために、貴会のような任意団体が行政や市議団に対してどのような働きかけをすることが必要とお考えでしょうか。」とのコメントが有ったのでお答えしたい。

 市役所とは「市民に役立つ所」と解したいが、江戸時代の「代官所」の流れを汲む組織体であるが故の性(さが)なのか、市民に対して「上から目線」の態度や、「遅れず・休まず・働かず・何もしないのが最大の美徳」と心得る多くの職員が存在する事に、「米沢をどげんかせんといかん。(東国原氏のフレーズ)」の思いで運営してきた当会である。

 ご質問の「一市民の提案、意見が市長席まで確実に届く法」は、市長に手紙を出すか、秘書課を通じて会見を申し込めば済む簡単な問題ですが、質問の本旨が「提案・意見が採用され、実行に移されるには」との内容でしたら複雑である。

 組織体に対して、自分の「提案・意見が採用され、実行に移される」方法とすれば、「トップダウン」と「ボトムアップ」が有り、どちらの方法が良いかは一概に言えないので、以下に述べる安部三十郎市政と12年間関わった当会の経緯から判断して貰いたい。

「トップダウン」・「ボトムアップ」
 当会は『年間5千万円にも上る「資源物」を特定1業者に無償提供する事は不当で有り、有償とすべき』との意見を安部市長に進言したが(トップダウン期待)、彼は謎の微笑を返すだけで「市民との対話」を掲げた公約は嘘であった事から、矛先を変えて担当者と交渉したが(ボトムアップ期待)、「何もしないのが最大の美徳」の態度であったので、住民監査請求を3度行なったものの遅々として進展しなかった。
 しかし、米沢市担当の読売新聞社の記者が、この問題を報道して市民の関心を盛り上げた事から、市は渋々有償化に踏み切って現在に至る。

 その結果、行政側は市民パワーに押し切られた事に恨みを持ったようで、「もともと有償化しようと考えていたのだ」と「余計な事をしてくれた」と言わんばかりの態度を取り、以後多くの職員が小生の意見には「馬耳東風」の対応をするようになった。
 よって、江戸時代の如く「お代官様、お代官様」ともみ手をして「お願いでごぜーます」と市職員に交渉し、彼らに「市民に施しをした」との思いを抱かせるテクニックの方が「上から目線」の職員には有効なのかも知れない。
【続く】

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kage


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