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蔵のまち増田②

kage

2016/01/11 (Mon)

蔵のまち増田②

 「明治維新という過ち」(原田伊織著)のように、明治維新はそれまでの日本独自の文化を軽んじて西洋化に走ったが、「蔵の街」として誘客している喜多方市や、僅か1㎞程の通りを「蔵のまち」として売り出す増田は「古き物」を現代に残す事によって観光客を魅せている。
 残念ながら「上杉の城下町」を謳う米沢市には、二度の大正大火により残された城下町情緒は極めて少なく、大正時代の伊藤忠太設計による上杉神社が「最大の観光資源」とは心細い。

 市観光課の担当者は「観光は本市の重要な産業」と言いながら、一部の利権者への利益誘導を優先し、知恵の無い旧態依然のその取り組む姿勢により、予算は非効率的に運用される事から、観光課に色々改革を進言してきたが、小生の話など馬耳東風の担当者であり、中川新市長には安部市政による「腐れ切った幹部職員」の人心(身)一新を願いたい。

 蔵が観光に資する事は出来ないかと市中の蔵分布調査を市に依頼したところ、観光課ではなく建築課のH職員の協力により、大町界隈には現在でも13の蔵が存している事が分かった。
しかし、質素倹約の歴史を持つ本市には、そのままで「見栄えする蔵」は無いようなので、蔵その物での誘客には無理があり、そこで考えたのが「蔵でのお宝展」である。

 米沢に移封された上杉家には、謙信より伝えられた「お宝」が多数有り、疲弊した後年にはそれが離散したものの、米沢市民間には残された物も多数有る。
そこで「蔵でのお宝展」を市内骨董愛好家等に打診してみると「協力する」との快諾を得たものの、展示場の整備などに金の掛る事であり、市の協力無くして出来る企画ではないので、観光課に話しかけても前述の如く予算のムダ使いに専念する態度から夢の又夢である。

 誰も利用しない「西條天満公園」造成の失政を誤魔化す為に、例年行なわれた「この施設を利用する企画なら200万円差し上げます。」とする公金支出は如何なものか、又、上杉神社参拝者から駐車料金をビダビダ獲るのが観光事業と解する市議団の考えは如何なものかと思う。
 悪化した市財政に「観光事業」への取り組みは今後重要な課題であり、特に、今後具現化される「新・道の駅」の失敗は夕張市への直行便となるので、4月の人事異動は安部失政の責任者残党を廃し、真に米沢市を思う有能な職員を配して観光産業に腐心して貰いたい。

この記事へのコメント

kage

本記事に対する質問

本年も宜しくお願い致します。
早速ですが、本記事の「~小生の話など馬耳東風の担当者であり、」の部分について意見を頂戴したく存じます。
一市民の提案、意見が市長席まで確実に届くようにするために、
貴会のような任意団体が行政や市議団に対してどのような働きかけをすることが必要とお考えでしょうか。
記事執筆や調査活動にご多用とは存じますが、宜しくお願い致します。

Posted at 11:00:23 2016/01/12 by 佐藤

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