「まちの広場」取り壊しに高まる市民意識

2012/11/14 (Wed)
この度、讃○会 山木勇一郎会長名で各市議宛てにアンケートが送付された。入手したので掲載します。
米沢市議会議員 殿
秋色もようよう濃くなってまいりました。米沢市議会議員の皆様におかれましては、日々、米沢市政発展のためにご尽力を頂いていることに心より感謝を申し上げます。
讃○会は、米沢市を中心に政治・経済・文化・教育・環境などを始め、あらゆる領域でリーダーとして活躍されている方々を講師にお招きして、政治思想的にまた宗教的に中立公正、自由な立場で、共に学び合い、称え合い、自らの成長を図る場として、かれこれ20年近く活動してまいりました。これまで100回を超える例会の開催や、市長選挙が行われた際には、4回の公開討論会を開催するなど、会員もピーク時には120名を数え広く市民に認知されてきました。多くの市議会議員の方々にも例会等にご参加を賜って参りました。私、山木勇一郎が平成24年7月から第3代会長として、讃○会を引き継ぐことになりましたので、今後とも宜しくお願い申し上げます。
さて、今年の米沢市民の最大の関心事の一つに、新文化施設(ギャラリー・図書館)の建設問題があります。当初、米沢市では新文化施設をポポロ跡地に建設予定でしたが、テナント一社が立ち退きに応ぜず、米沢市議会は米沢市の提案を受けて、8月28日に「まちの広場」への建設地変更を12対10で可決致しました。しかし、この「まちの広場」へ建設するためには、今後12月議会で「まちの広場」の条例廃止が必要です。
現在、ある市民団体は、「まちの広場の存続を求める署名運動」を展開しております。これは「まちの広場」が年間を通じて有効に利用されている現状や、「まちの広場」の建設にあたっては巨額の事業費を使って建設したことから、「まちの広場」を撤去し、撤去後に仮設の「まちの広場」を建設、再移転するなどはさらにムダにあるとの見解から、米沢市が計画中の歴史公園(仮称)に、最初から新文化施設(ギャラリー・図書館)を建設すべきとしています。
私は米沢市議会で、中心市街地の活性化や芸術文化団体の熱い思いなどから、新文化施設(ギャラリー・図書館)を「まちの広場」に変更する議会の決定を重く受け止めつつ、米沢市の今後の財政、減少化時代の身の丈にあったまち作りと公共的建築物のあり方などを考えますと、市民団体の声にも耳を傾ける必要があると思われます。
讃○会はあくまで公正中立の立場であり、賛成・反対の立場を表明するものではありませんが、今後、讃○会の会員とともに、12月議会で審議されるであろう、「まちの広場」の条例廃止に併せて、市民の立場からいろいろな角度で検討を行っていきたいと考えております。
つきましては、添付にようなアンケートを同封させて頂きました。市議会議員の皆議の率直なお考えをお聞かせ頂き、それをベースに私達も学び合い、米沢の将来をより良い方向へ向かうように、努力して参りたいと考える次第です。
お忙しい所、誠に恐縮ですが返信の封筒でアンケートを同封の上、11月20日までご回答のほど宜しくお議い申し上げます。
なお、お送り頂いたアンケートデータは、集計の上、讃○会例会で公表し、勉強会資料として使用させて頂きます。(尚、会員には報道関係者もおります)
【アンケート】
1.8月議会において、「まちの広場」への新文化施設(ギャラリ一・図書館)建設変更
賛成した 反対した 棄権した
2.「まちの広場」の今後について
必要有り 必要無い そのほか
3.「まちの広場」への新文化施設(ギャラリー・図書館)建設に伴い、「まちの広場」の移設にと
もなう事業費発生(数億円規模か)の発生について
仕方がない 少なくするべき そのほか
4.「まちの広場の存続を求める署名運動」について
止めるべきだ 続けるべきだ そのほか
5.12月議会で審議予定の「まちの広場」条例廃止での態度について
廃止に賛成 廃止に反対 そのほか
6.ほかにご意見など。

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