付帯議決③ おまつり広場駐車場の有料化

2015/12/28 (Mon)
付帯議決③ おまつり広場駐車場の有料化◆上杉城史苑のこと
当該施設は、平成4年に資本金4億円(本市出資額4,000万円)にて設立され、目的は「観光拠点施設」となっている。【末尾参照】
拠点とは「いろいろの活動を進めるために必要な足場となる地点。(三省堂)」からも分かるように、城史苑は現在地での物販を目的としているのではなく、ここを拠点に、広く米沢市観光産業に寄与する事が求められている。
しかし、その実態は物販以外に活動は見られないばかりか、高畠や山形の商品が売り場の多くを専有し、地場産業育成への貢献度も少ないばかりか、城史苑が開館する前の「まちなか回遊観光」はめっきりと見られなくなった事から廃業に追い込まれた商店も実在する。
しかし、上杉城史苑は「株式会社上杉コーポレーション」が経営するれっきとした営利目的の会社であるから、「物販事業に専念して何が悪いのか」との反論も想定されるが、その考えは以下により不当である。
①土地賃借料は開店当時より23年間、本市規程の1/4しか払っていない。
②営利目的会社の城史苑が、1台分の駐車場さえも無く無償で市の駐車場を利用している。
①②をクリアするには城史苑の本市観光産業への貢献が条件である。
それでは、城史苑の物販による市民への貢献度を検証すると、出資者で無い市民の場合、
①城史苑での商品扱いを希望すると、売値の40%のマージンを要求され、もう少し掛け率を下げてくれないかと懇願すると「領収書の要らないお金が用意出来るか」と問われた。②天地人の放映で目論んだ商品が在庫になりそうなので、城史苑に頼むと足下を見て70%のマージンを要求された。③商品を扱う条件に、売り場に専任者の派遣を要求された。④仕入れ窓口を増やしたくないので、N氏かS氏の会社を経由して納品してくれと言われた。⑤N氏・S氏はペーパーマージンで年間2,000万円を懐にする。等の他、⑤S観光会社との結び付きが強く、他の観光会社は利用しずらい。等の苦情が当会に寄せられている。
成澤和音市議には城史苑の実態を調査してから「おまつり広場駐車場の有料化」を提唱すべしと事前に申し入れしていたが、調査する事無く、短絡的に有料化を発議した目的が何にあるのか甚だ疑問である。
起案書

【続く】

付帯議決④ おまつり広場駐車場の有料化≪ | HOME | ≫付帯議決② おまつり広場駐車場の有料化
この記事へのコメント

議員の資質
全く成沢議員しかり、威圧的発言の中村議員といい、ただ若いだけで何の能力もないのか?と本当に議員としての資質が問われますね。若いからこそ、まずは身を切る改革から!とかないんでしょうか。自分達の懐は痛めず、大事な気軽に行けていたはずの観光地での駐車場有料化とは、普通の考え方と掛け離れた意見に唖然呆然です。市長が変わってもこんな議員達ではこれからの市政には全く期待がもてません。
Posted at 22:09:58 2015/12/28 by 一般市民
コメントフォーム

この記事へのトラックバック

この記事のトラックバックURL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)