議員の資質に疑問④

2015/12/21 (Mon)
議員の資質に疑問④◆大雪による工期延長は虚言!!
新文化不幸施設の工期延長と予算増額が9月に議会承認されたが、その理由として当初、①大雪②人手不足③難しい壁柱工法の3点を挙げていたが、③壁柱工法は「設計図で確認しての契約であるから理由にならない」とする当会の抗議に③の理由を引き下げ、①大雪②人手不足を理由に予算が可決された。
次の図を参照願いたい。

当初、基礎工事は平成25年10月着工し、駆体工事は平成26年3月より工事を始め、平成27年3月の完成予定であったが、地下埋設物撤去に手間取り躯体工事は平成26年10月中より始められた。
しかし、2階工事が12月の降雪期に掛る為、2ヶ月間「工事が全く出来ない」事を想定し、完成を27年12月とした。
当局の読みの通り、2ヶ月間は工事が進まなかったが、これは織り込み済みであるから改めて大雪が工期延長の理由には成り得ない。
残るのは人手不足であるが、これは鈴木彰郎元市議は「3.11大震災の後で人手不足や資材高騰が予想されるので時期を見合わせるべき」と計画に反対論を述べたが、安部ポチ議員団に無視され、議決となった。
又、四中建設工事と重なり人の手配は大丈夫かとの多数の議員質問に、「大丈夫織り込み済み」と着工を強行したのであり、今更人手不足を理由に挙げて増額を要求されても「それ見た事か」と工事受注者に責任を求めるべきである。
この様に出鱈目な計画で強行され、増額に次ぐ増額で、市民に不幸を及ぼす施設だが、相田克平議員は「予算の議会承認が遅れた事が一因」と述べたり、髙橋英夫議員は相田議員に同調し「議員間討議」を提唱したり、中村圭介議員は「責任は無い」と高圧的発言で「議員間討議」を一蹴するなど、議員の資質に疑問が生ずるものである。
再度グラフを見れば、地下埋設物で工期が遅れた期間は7ヶ月であり、ケーシング工法の予算を即決したとしても6ヶ月の遅れが生じる訳で、議案承認が1ヶ月遅れた事は大した要因では無い。
議員団が反省すべきは、地下埋設物の存在を隠蔽した責任を追及しなかった事と、織り込み済みの大雪による工事中断を更に理由とした増額事案に、調査・検証と議員間討議を行なわない議会にある。
いずれにしても、当会の如く調査・検証を行い、原因を追及する事による再発防止に努めようとする議員の不存在に「議員定数削減と報酬削減」を強く訴えたい。

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この記事へのコメント

民
安部前市長の退職金を当てて欲しいものですね。足りない分は仕方ないにしろ、なぜ全額払わねばならないのか甚だ疑問です。
2億の維持費は大きいですね。他にも立てねばならない施設があると思いますが、そんな中本当に優先すべき施設だったのでしょうか。
市議の方には反省と今後の改善を望みたい。
Posted at 09:59:21 2015/12/21 by
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