議員の資質に疑問①

2015/12/16 (Wed)
議員の資質に疑問①新文化不幸施設の建設費は、当初の予定地であるポポロ館の時は16億円であったが、その後「まちの広場」に移されると増額に次ぐ増額で、完成迄には約30億円が投入されることとなり、市財政悪化の要因として、本来福祉の為に廻される予算が削られたし、今後数十年に亘って必要な年2億円の維持管理費は、減少する人口の米沢市に取って「不幸施設」の何物でも無い。
多くの市民の反対を押し切って、この計画を進めたのは安部三十郎であるが、市民は今回の市長選で「ノー」を示し、彼に落選という裁きを行なった。しかし、彼が建設予算を執行するには、議会に於いて市議の承認が必要であるが、その増額に次ぐ増額予算を承認し続けて来たのが市議団であり、市民は議員の資質にもっと関心を示し、彼らの責任を検証すべきである。
この「不幸施設」は今年12月が完成予定であったが、「冬に雪が降った事」「3.11大震災後、作業員が集めにくい事」を理由に、完成は来年3月迄延びるので「期間延長と約3,100万円を市民に持たせる事案」が9月議会に上程され、9/17に産業建設常任委員会で諮られたが、その委員会での発議応答(要約)が次である。
◎髙橋英夫議員:『9/2の本会議での相田克平議員の発言「議会の我々も反省すべき点があったんじゃないか」ということについて・・・例のケーシング工法の時に議会が否決したが、市民にとってどういう利益があると考えで否決したか伺いたい』
◎委員長・堤郁雄市議:「・・過去の案件じゃなくて、今現在この予算と期間延長についての委員間討議と言う事に限定します。」
◎中村圭介市議:「髙橋英夫委員から議会の責任についてのご発言がありましたが・・議会にも責任が残るなんていうような認識が残ったら、大変まずい由々しき事態だと思います。」・・・「私は無いということをお話ししたつもりなんですが、委員の皆様も、それに対して、本当にそういう責任があると考えられているのか、しっかりはっきりとさせるべき事項だと思います。
◎委員長・堤郁雄市議:「・・その時の議決が、今回の延長を招いているのではないかと言う事に対して、各議員の認識を問いたいと言う事ですか」「休憩します。」
◎髙橋英夫議員:「工期延長の問題について、議会内でも検証する必要が有るのではないかという私の認識の中で、議員間討議をしたいと申し出たが、影響が無いと判断して取下げます。」
【続く】

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