市長選「討論会」

2015/11/12 (Thu)
市長選「討論会」11/11 午後7.00より置賜総合文化センターホールにての討論会に出向いた。
共産党やみんなの会が動員を掛けたので、「早く行かないと入れない」との情報があり、早めに出かけたが案に相違して300席の会場は約半分の入場者であり、青年会議所(JC)主催の「討論会」故(ゆえ)、若者の傍聴が多いと思っていたが、会場は相変わらず高齢者が大半を占めていた。
過去にJCが開催した討論会は、候補者が一方的に持論を述べるだけであったが、今回は「クロストーク」と称して相手の政策に質問が出来る方式を取り入れて会は進められた。
「やりもしない、出来ない絵空事」をいけしゃあしゃあと、にやけた表情で述べる安部候補の弁論には「気味悪さ」を通り越して「不気味さ」を感じていたが、中川候補の「事業を行なうには、費用対効果を考える必要がある」とのくだりに安部候補は「私のどの事業が費用対効果にそぐわないか?」との質問を中川候補に返したので「さあ~バトルが始まるぞ」と期待したが、中川候補はサラリとかわして私の期待は外された。
両候補に言える事だが、ビジョンを述べるに具体的なプロセス(手順)と数値の提示に欠け、特に中川候補の「新文化複合施設の建設費は約30億円・・」のトークに「30億円も掛らない」と反論した安部候補であったが、「実際の数字はアガってしまって分からない」と答え、「数字に弱い安部候補」を露呈する場面があった。(今日現在の完成まで予想される費用は約29億円)
今回の「クロストーク」を取り入れた討論会は評価出来るが、両候補者の穏便なトークに終始させようとする主催者の思惑が、討の「敵をうち平らげる。」という意味を期待する「討論会」が、チラシによる教示と大差無い会に終始した事は残念であった。
今後の米沢市を担うJC会員なら、候補者の主張を聴くだけに留まらず「若者が思い描く米沢市」を具体的に提示し、その思いを実現するに両候補はどの様な策を講じてくれるか、又、不可能ならその理由は何ぞや?と問うような討論会を期待するし、次回には「国が国民に何をしてくれるのかでは無く、国民は国の為に何が出来るかを考えよ」とのジョン・F・ケネディの名言を理解したJCによる政策提言をテーマとする「討論会」を期待する。

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この記事へのコメント

中川さんの県議会議員の実績、特に米沢市に関わる実績を知りたい。ビラにも書いてないようですので。
Posted at 07:38:11 2015/11/13 by 有権者
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