市長選と山形新聞

2015/11/10 (Tue)
市長選と山形新聞盛り上がりに欠ける市長選だが11日の候補予定者討論会に続き、13日には中川候補を推す「勝手連」の緊急集会を知らせるチラシが投函されたり、安部施政による財政悪化責任問題や、今回の補助金返還問題等が市井で話題に上るようになり選挙ムードも高まってきた。

ところで、ここ数日の山形新聞の記事扱いに違和感を憶えるのは小生だけであろうか?
7日付け、山新の米沢市補助金返還問題の記事は、中央紙に比べて異常に小さくサラリとした内容でありながら、6日・10日には舘山城の記事がデカデカと掲載され、あたかも伊達政宗が居城としたかの如くの報道とは?
そもそも、舘山発電所跡を「伊達政宗の居城」とデッチ挙げたのは手塚市職員だが、それに荷担したのは、一儲けを目論む地権者と歴痴の安部三十郎市長であった。
が、歴史研究家の伊藤氏と当会が「伊達政宗居城説に疑義あり」と告発文をもって教育委員会に抗議した結果、5年間と6千万円を注ぎ込んだ調査報告書は「伊達時代の城として使用した可能性が有る」・「上杉時代に石垣を普請した可能性が有る」に留めるものであった。(報告書は今年3月に纏め上げ、市立図書館に保有してある。)
伊達時代に存在した構築物で有る事に異議は無いが、城とするには井戸が確認されていないし、館となる土台跡の発掘も無い。
又、上杉時代に普請した記録も無いどころか、係わらなかったとする歴史資料の方が多く存在する。
この他にも、多くの疑義が確認される舘山城が、山形新聞では『「米沢市補助金返還事件」よりも大きな扱いになっているのは何故か』、市議団宛てに『「会計検査院より補助金返還が求められたので調査してほしい」と要望書を提出したのが10/21であったにも係わらず、11/6までスルーとしたのは何故か』と不信感を抱き、「マスコミも市議団も、中川候補当選では不都合が生じるので、安部候補にとって不利な事件から市民の目をそらせる為の記事扱いか」と勘ぐりたくなるというものだ。

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