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「若者」「よそ者」「バカ者」

kage

2015/11/05 (Thu)

「若者」「よそ者」「バカ者」

 最近、地方繁栄の要素として「若者」「よそ者」「バカ者」がキーワードに取り上げられているが、三者に共通される事は「古きしがらみに捕らわれない新しきものへの挑戦」と言う事では無かろうか。

◆「若者」
 少子出産により只でさえ減少する若者が、更に地元に定着しないで外に行ってしまうのでは町が疲弊するのは当然の現象であり、若者が元気に行動する事が繁栄に繋がるのは大方の理解するところであろうが、若者にボランティア活動にてその事を期待しても、大きな「うねり」としての効果は期待出来ない。

 例えば、若者中心の「五虎退」刀剣展示企画は、市当局の協力が極めて希薄なものであったため、せっかく全国レベルで集客出来る企画が矮小化された挙げ句、稚拙な刀剣展示法(参照)で顰蹙を買う結果となった。
 このように、若者が地域活性化の為に汗を流そうとしても、北朝鮮のような現在の安部市長体制では市当局の協力は望み薄であり、「トップが変われば役所が変わる」に期待する他はない。

◆よそ者
 米沢での「よそ者」とは「旅の人」のフレーズで排他的差別用語として用いられてきた歴史が有り、容易に他所からの方を受入れない風土等から「ザワ衆」として近隣市町住民より嫌われる現実があるが、こと米沢に限らず「よそ者」を排他する傾向は城下町に多く見られる現象であり「会津の三泣き」は特に有名であるように、他所から来られた人は、当初冷たい地元民の態度に涙するが、住んでみると情の熱さに涙し、その地を去る時は忍びがたく涙するという。

 本市では総務省協力の下、「おしょうしな地域おこし協力隊」が結成され、他所(東京・宮城)から来られた若者が『よそ者目線で見た「よねざわ」とは?』とのタイトルのパンフで彼らの感性を伝え、その内容は何れも地元住人が気づかない米沢の良いところを述べている。
 この「地域おこし協力隊」とは、「都市住民など地域外の人材を地域社会の新たな担い手として受入れ地域の維持・強化を図るものです。」と定義され、国も「よそ者」による地域活性化を意図しての制度だが、肝心の役所の対応を彼らに聞くと、いつまで経っても「三泣き」の一番めだそうだ。

◆バカ者
 「バカ者」とは能力無き者に非ずして、古いしきたりに捕らわれない新たな発想にて、「採算を顧みず地域への貢献を目指す態度」・「目先の損得を度外視して数年先を見越した行動」等に対する呼称と解するが、この様な人物の存在がこれからの地域発展に寄与すると言う事であろう。

 安部政権下では、今後の地域活性化を担うとされる「若者」「よそ者」「バカ者」への認識は乏しく、「何も行なわない事が最善の美徳」とばかり、能力無き「バカ者」が部長として闊歩する人事に辟易する小生である。

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Posted at 16:21:36 2015/11/06 by

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Posted at 12:27:27 2015/11/06 by

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