盛り上がる「創生の会」

2015/11/03 (Tue)
盛り上がる「米沢創生の会」市長選、中川勝候補の支持母体である「創生の会」が、11/2にG北陽にて開催され、小生も参加したが1,000席用意された会場は椅子が足りない程の盛況であった。
会参加の議員は、選対本部長を引受けた鈴木憲和代議士は勿論だが、大沼瑞穂参議院議員、後藤源・木村忠三・渋間佳寿美の県会議員と十数名の市会議員に加え、今回特別に元経済産業大臣「茂木敏充代議士」も応援に駆けつける錚錚(そうそう)たる顔ぶれであり、応援する議員だけを見ると中川候補の勝利は固いように思える。
しかし、必ずしもそうならないのが選挙の怖いところで、現安部市長が初当選した時の選挙を思い出す。
この時も近藤洋介代議士はじめ県議や市議の多くが応援する、大久保元助役の圧倒的有利が予想されたが、結果は、安部候補24,703票・大久保候補19,862票と約5,000票の差を付けて安部市長が誕生した。
これには、民主党・近藤洋介代議士と自民党・遠藤武彦代議士の代理戦争という要素も有ったが、安部候補の挑戦は一回目17,185票、二回目20,383票と確実に票を伸ばしているし、三回目と言う事で市民の同情票も有ったろう。
この選挙結果に、「議員の応援など頼りにならない」と市井で囁かれ、ことに後藤源県議の言動には「裏腹」とのレッテルが貼られたのであった。
今回の市長選でも自民党の鈴木憲和代議士が選対本部長を引受けた事から、民主党の近藤洋介代議士は、鈴木議員の「お手並み拝見」と動く気配はない。
この点、木村忠三県議は春の選挙で近藤代議士の応援を得た身でありながら「市長選に党派は関係無い。」と登壇し、中川候補予定者の支持を表明した態度に、小生は大きな共感を覚え、木村県議にはもう一つ上のステージに挑戦して貰いたい思いを抱いた「創生の会」であった。
前回の投票率は49.8%と低調であったが、今回も盛り上がりは感じられず、このままでは53%程度ではなかろうか。
そのように仮定すると、米沢市の有権者は約70,000人だから、37,000票の取り合いとなるが、安部候補は、初当選=24,703票・二期目=23,898票・三期目=24,800票と安定した得票から当選する確率は相当高い。
中川候補が当選するには、自民党の看板も大事だが、反安部票であろう前回棄権者がどれ程投票場に足を運ぶかが鍵を握り、56%の投票率なら20,000票が当落の分岐点となる。
何れにしても小生は「トップが変われば役所が変わり、役所が変われば市民が変わり、市民が変われば米沢が変わる。」・「安部より勝る中川勝」の思いが叶って貰いたいと願っている。

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