いよいよ今月は市長選

2015/11/01 (Sun)
いよいよ今月は市長選◆公職選挙法に触れないか?
今日(11/1)は「米沢創生の会だより」と称するチラシの新聞折り込みがあり、且つ、「米沢創生第1号」のチラシが自宅に投函された。
言わずもがな「中川勝候補」の選対用文書であり、同じ趣旨の文書は安部三十郎候補陣営でも既に数回の配布を行い、この行為は公職選挙法に定める「一切禁止されている告示前の選挙事前運動。」ではないかと疑わしいが、投票を依頼しなければ「政策宣伝、党勢拡張等の活動は政治活動。」として、選挙の事前運動には当たらないと解され、取締の対象外にされている。
◆金目が勝敗を決する!!
そもそも公職選挙法は「金持ち有利」の選挙を廃すべく、多くのお金を要する事前運動を禁止する事が目的であったが、上記のように逃道の多いザル法から、多くのチラシを蒔いたり、講演会を開いた方が選挙には有利と「金目」が勝敗を決する要素が大となる。
現安部市長が二期目に挑戦した選挙戦では、野村研三候補が強いと予想した安部候補は、以下のように1千万円にも迫る「金目」を「みんなの会」に投入し、結果は他候補を圧倒した。


◆ゲッベルス効果
プロパガンダ(主義・思想の宣伝)の天才として、かのナチスドイツの宣伝相ヨーゼフ・ゲッベルス博士の言葉だといわれている「嘘も百回繰り返せば真実になる」が実証するように、印象的なフレーズや、ある物事を何回も繰り返されると定着する効果で、嘘も100回繰り返して言えば本当のように思える現象である。
安部候補がこの効果を期待して1千万円にも迫る「金目」を「みんなの会」に投入したかは不明だが、その効果は大であった。
※この言葉はゲッベルスではないとの説もあり。
◆今回の選挙戦
中川候補は数年前より市長選出馬の噂が有り、約一年前よりその思いを小出しに発表して来たが、安部候補には「図書館建設の相次ぐ不祥事発覚」等から「次回は出馬しない」との噂が流れた。
しかし、真理子夫人には夫に四期目に挑戦してもらう意欲が強く、現市長を説得して、今回の選挙に臨んだとの噂が「安部不出馬」の噂を打ち消した。
真理子夫人の意欲に付いては、「例年、みんなの会々長・斎藤喜一 名で来る新年会の通知が奥さん名であった。」や「この新聞は、わたくし妻の真理子が各ご家庭にお配りしています。」の添え書きをしたチラシの配布等から「さもありなん」の感が大である。
ところで、今回の選挙戦での「みんなの会」の動きだが、これまでに無く静かな感を持つ小生は、①真理子夫人が積極的に会に影響力を及ぼした事により、これまでの斎藤喜一体制にヒビが入った。②会への運動資金をケチった結果、「金目」目当ての運動員が離反した。③会員は安部候補の真の姿が分かり嫌気を催した。等の原因で戦力に陰りを来たしたのではないか?と思っているが、みんなの会の活動が低調であっても、多くの安部三十郎支持者の存在は確かであり、「金目」に惑わされない米沢市民で有ってほしい。

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