米沢市議会会派「一新会」の弊害 ①

2015/10/06 (Tue)
米沢市議会会派「一新会」の弊害 ①議員は選挙区等で議員活動を行い、その活動により住民の意見を吸い上げて議会に反映させ「議決の内容は、住民の意思とみなされる」という事を踏まえ、9月定例議会に上程された「新文化複合施設建設の追加予算」の議決について「会派とは?」「一新会とは?」について考えてみたい。
◆ 9月定例議会
以下の理由により工期が遅れたとして、当該建物の建築費3,100万円追加が今議会に諮られた。
① 雪が降ったから。
② 作業員が集まらなかったから。
③ 壁柱工法という難しい工事だったから。
①について・・米沢に雪が降るのは常識であり、気象庁の統計でも26年度は降雪量・積雪量とも過去5年平均を上回ってはいないし、保険会社の雪害による保険金支払額も同じデータを示している事から豪雪とは言えない。
②について・・作業員不足は着工前から「3.11大震災と四中工事が重なるが大丈夫か」との質問に当局は「大丈夫」と答えてきたし、請負業者もそれを承知で契約している。
③について・・設計図を見れば着工前に分かる事である。
◆ 議決
この様に遅れた原因は、工事を請け負った企業体と、それを監督した市当局にある事は明白であり、市民が負担しなければならない理由は何処にも無いが、議会に於いては反対討論も無く、全会一致で可決された事は、議員感覚として「増額する事に、米沢市民は難の疑問も不満も無い」と判断して賛成票を投じたと言うのであろうか。
◆ 9月定例議会前
実は、9月定例議会の前に「一新会(13名)」はタウンミーティングと称して伝国の杜にて市民との意見交換会を行なっている。
その会場で議員各々は「スンナリ追加予算を認める訳にはいかない」と市民感覚に立った頼もしい意見を述べ、議員が強い態度で臨む今議会での成り行きに、一方ならず興味を持って結果を待ったが、期待は失望に変わり、これまで『「一新会」は借りてきた入れ歯の猫』と揶揄してきた思いを更に強くした小生である。
議決に及ぶと、議員は何故そのように態度を変えるのかについては次回述べたい。
【続く】

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この記事へのコメント

追加
能力は安部より間違いなくあると思う。
まぁ、安部より無能は今後でないから当然か。
安部みたいな独りよがりなことはしないだろう。
まだ若いし、市長の次も考えるだろうから、無茶はしない。
Posted at 21:04:55 2015/10/06 by めそ
この記事へのコメント

一新会はパフォーマンスだけ。
トップは将来市長を狙ってるから、安部と本気でやり合うつもりはない。
出世欲が半端ない人。
表面は市民派だけど中身はどうかな。
図書館の件では相当安部に貸しができたと思ってるだろう。
Posted at 20:51:19 2015/10/06 by めそ
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