市議の能力を疑う

2015/09/19 (Sat)
市議の能力を疑う歯止めの効かない増額に次ぐ増額の「新文化複合施設建設費」だが、さらに9/17産業建設常任委員会に更に3,034万円の増額を要求する予算案が諮られ、委員の市議は原案通り承諾した。
赤字の米沢市に於いて3,034万円の補正予算を組む事は、借金が増えるか、どこかの予算を削るか、増税するかの何れかだが、これは市民サービス低下に外ならない。
議員等は市の財政がどうなろうとも、約700万円の年収が保障されているので気安く賛成票を投じるが、それを払わされる少額年収市民の小生には合点がいかない。
3,034万円の増額の理由に「豪雪」と「人手不足」を挙げているが、例年より雪下ろしの回数が多かったであろうか? 我が家は例年通り一回で済んでいるし、人手不足は契約前から想定出来た事だ。当然理由にはならない。
契約とは、色々な条件を勘案した上の約束事で、約束を破った側がペナルティを払うのが社会常識であるが、何故市民がペナルティーを払わされるのか?
そこで宍戸建設部長に、「市と契約した建設会社が責任を取らなくとも良いとする法的根拠を示せ」と求めて一ヶ月を過ぎるが、市民無視の「梨の礫(つぶて)」であるし、小生等と同じ思いを当局に求めた議員はいない。
それに安部市長は「工期遅れと工事費増額は私の力不足。議会、市民に深くお詫びする」と委員会で述べている事から、議員はその責任を市長に追及すべきだが「口先だけのお詫び」で一件落着となった。
この増額追加予算が話題となった後に「一新会」が市民とのディスカッションを開催したので、小生は「今年度の建築費の予算はインフレスライド分として余分に4,700万円が計上されている。インフレは無かったので4,700万円のマイナス補正の後に増額補正予算を検討すべし」と進言した。
しかし、今般の委員会で議員は、インフレスライド分を温存して3,034万円の増額を認めた事から、行政側は更に4,700万円無駄使いの枠が確保出来た訳だ。
議員団よ!! どうして、何に使うか定めのない4,700万円の枠を行政に与えておくのか。
公務員とは「確保した予算は使い切るのが勤め」として無駄使いに努力する人種である事は過去の実例が示す通りであり、議員はその監視役として歯止めを掛けるべき所、能力が無いのか、ハタマタ安部本舗の毒饅頭が美味しいのか、市民無視の行政サイドに沿った案を承認するとは嘆かわしい。
又、「新文化複合施設」のランニングコストに値する年2億円もの外注先(指定管理者)選考の手続き疑惑を議員に進言しても行政と渡り合う気概も無い。
こんな議員団に700万円を超える報酬は無用であり、24名の能なし議員を擁する必要も無いとの思いから、今議会に「議員数と議員報酬の半減」の「請願」を行なおうとしたが、必要な紹介議員の署名を得る事が出来ず断念した。
12月議会まで紹介議員を確保したいと思うが「議員数と議員報酬の削減」を公約に掲げた議員も当選してしまえば知らんぷりである。
小生は、議員数と議員報酬を半分にするのが最終目的としているのでは無く、「現在の議員活動では半減に値する」と主張しているのである。
半減に不満があるのなら議員はもっと勉強し、行動を起こすべし!!

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