住民監査請求のための「証拠提出と陳述」が行なわれます。

2006/04/04 (Tue)
住民監査請求のための「証拠提出と陳述」が行なわれます。本会が米沢市監査委員会に提出した「米沢市の歳入減少は市の一部長職員にある」として
職員個人に1千数百万円の支払いを求めるための監査である。
問題の回収された資源物は現在、業者入札制度を採用して大局的には問題はなくなっているが、入札制度が実行されるまでの時期には、市の生活環境部では随意業者のいう値段でよしとしてい た。
その理由は「業者は儲かっていないから、それでいいのだ」が担当部長の議会での説明だった。
ところが市内のある業者は、市の随意業者よりキロ数円も高い価格で買い取り、しかも毎日現金決済で業を行なっていたのである。
その事実を以て当該部に「なぜ?市民の財産を安価な売却ですませるのか?」と態度を追求した結果、入札制度を取り入れる結果となり現在進行中であるが、入札で示した随意契約業者の値段と入札制度以前の価格との間に大差が見られた。
担当部長は「当時は相場がなかった」と弁明し随意契約にかかわる特定業者擁護に必死だった。
しかし、現実に相場は立っており全国的に古紙の売買は相場によって取引きされていたのだ。
そこで随意契約業者の買値と相場の開きとの間に歴然として開きが見られたのだ。その価絡の差が1千数百万円なのだ。
行政は歳入には厳しいが「どうも歳出には甘いところがある」ようだ。市が購入する場合には入札によって安価なところから購入する。それは市民の財産をより効果的に支出しようとする行政の責任的任務だ。
おなじように「市が売却する場合、入札によってより高価に購入する業者」を選んだうえでの売却であらねばならない理屈である。
この単純な理屈に言葉を左右にして、業者側に有利なようにとり計らってきたものだ。
さて、市民の権利たる監査請求においても、本会が提出した監査報告は「棄却・却下」という不名誉な結果でおわっている。そこで監査委員に問うたところ議会選出の遠藤宏三監査委員は「まだ報告書を見ていないので」と本会の監査不備を追求する矛先をかわしている。 それでは「報告書を書いたのはだれだ?」との追求に監査事務局長が答えた。
「書いたのは私だ」事務局長といえども立場は補助職員でしかないのだ。市民の監査請求を肝心の監査委員がメクラ判を押すだけで実際には機能していないのである。
結論からデタラメな監査であったことが判明した。しかも、監査委員の油断から「報告書に添付されてきた担当部の機密ともいうべき書類が不用意に添付されてきた」のだ。そこでいい加減な監査であったことが明らかになったものである。
この度の監査請求では、前の轍を踏まないためにも半年間の調査を精査して提出したものである。監査請求は滅多にあるものではない。ぜひ、5日2時から会議室で行なわれる証拠陳述会場で、傍聴されることを希望したい。
「私が裁判官である」という金沢裕監査事務局長とは、どんな職員であるか。
そして市民よりの判断を無視しつつ職員の聞き取り調査を優先させる人物とはいかなるご仁であるか。
市民の権利を護るためには「どのような無駄な努力を要する」ものかをつぶさに観察していただきたいものである。
本会は市民の権利を履行し「より市民の側にたった行政の回帰」を願うものであり、米沢市民のみなさまにご理解を頂きたいものである。

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