呆れた行政に一言

2006/02/17 (Fri)
呆れた行政に一言昨日、ある町内会長から電話が入ってきた。「県から皆様へのお願い」だとして1枚のリーフが配られたという。
内容は「除排雪作業には皆様のご理解とご協力が必要です」云々と書いてある。立春もとうに過ぎた今頃になっての県民への配布である。
今年だけ雪が降ったわけでなく、雪は毎年降るのである。同じ協力を要請するリーフならば年末に配布すべきものであろう。行政のやることは常に三日遅れの古新聞のごときものだ。こんどの場合は予算のムダ遣いというものだ。という内容の電話である。
次は米沢市行政のあきれた話。
一般廃棄物業の「新規許可」は「家庭の排出量が減少した」として今年も予想どおり許可を出さないことで行政側は一致しているようだ。
議会に請願書を提出し、議会で採択された請願の「一般廃棄物業の許可」は無残にも行政によって破棄されたことになる。
行政側が許可を出さない理由として「既存の許可業者13の利益が失われ不法投棄などの不祥事が起きるから」だと述べている。 これは特定業者への行政による利益供与からでたものである。
行政はさらに、許可しない条件として「一般廃棄物の総量が減少している」からだと言う。
しかしながら、千代田クリーンセンターでは「廃棄物の量が増えているので、4・5・6月は受け入れできない」との通知を業者に通達している。
米沢市行政がいう減量論と現場の実態が異なるではないか。両者の食違いはどこから来るものであるか。
これでは米沢市行政が既存の許可業者13社の利益を温存するための都合の良い調査をしたといわざるを得ないものだ。
本会の調査によると行政の「既存業者保護策」であることは明白な事実である。まず、総量によって業者の数を是正するとは法律の何処にもなく、業者に対する許可の縛りはない。
希望する業者には他の市町村のように何社でも許可を出し、自由競争の原理を生かすべきが正論であるはずだ。他市町村に逆らって米沢市だけが屁理屈を語り許可を出さない理由の裏には驚くべき業者との癒着があると同時に、既存業者の軋轢に行政は白旗を揚げている、たわいのなさがある。
県もそうだが、市にいたっては市民の方を向かない行政が続けられているようだ。そのひとつの見本が県の季節はずれの「除排雪願い」であり、米沢市の「一般廃棄物業」の許可問題である。
止まれ!行政の許可を出さないお題目は「総量に見合う業者数」であったはずだ。が、しかし、総量とは関係なく過去に3社許可を出していた事実をどのように説明するのだ。行政とは住民のために存在するものだ。
「自由の風」を謳いながら市民をコケにする安部三十郎行政は米沢市には不要の長物だ。

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