住民監査請求『陳述』

2013/01/20 (Sun)
住民監査請求が受理されると申立人に「陳述」の機会が与えられるが下記に決定した。期 日:1月22日(火)
時 間:午後2時
場 所:市役所向かい 米沢産業会館二階 教育委員会
当日は申立人が監査委員に意見を述べる事が出来る日であるが、残念な事に傍聴する方々はただ聞くだけで意見を述べる事は出来ない。
しかし住民監査請求とはどんなものか、多くの市民が関心を持ってもらいたいものである。
確かに掲示板の書き込みにある通り、住民監査請求制度は形骸化された物である。
米沢市の場合、監査委員長は米沢信用金庫からの天上がりがしきたりであり、その見返りに米沢市役所部長職の米沢信用金庫への天下りがセットになっている。
もう一人監査委員がいるが市会議員から選ばれるため、自分の参加した議会で決めた事を監査する矛盾があり、すべからく行政寄りの判断が下される。
9年前、「町内に出された新聞紙・空き缶等の資源物を特定一社に無償提供する安部行政は不法である」と、当会が3度行った住民監査請求も御多分に漏れず全て「棄却」であった。
しかし世論の後押しから、さしもの安部行政も入札制を導入せざるを得ず、その後4億円を超す金額が市の財政を潤した実績がある。
今回のように「立派に機能しているまちの広場を壊す」理不尽が議会で承認された場合、市民は直接の参政権として、不法判断を司法に求める事が出来るのが「住民訴訟」であり、その前段として監査請求がある。
今度の場合も「棄却」を想定しているが、その後に出来る「住民訴訟」が目的である。
多くの市民が行政に関心を持つ事が肝要であり、それによる議員の緊張感が市政を正道に導くものと信じ「陳述」を行うので、当日は多数の傍聴を期待する。

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