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湯あがり娘・鮭子

kage

2015/08/13 (Thu)

湯あがり娘・鮭子

 艶っぽいタイトルだが女性の事では無く食材の話だ。

◆湯あがり娘
 「湯あがり娘」とは、ビールのつまみに最適の枝豆のことで、最近知名度が上がってきた品種だが、荘内のブランド「だだちゃ豆」を凌ぐ甘さや香りがあり、大変美味とのことだが小生はまだ食していない。
 この品種は、群馬県佐波郡赤堀町で研究され、平成11年にその特性が安定して固定種となったことからカネコ種苗株式会社が登録品種として売り出したものだそうだ。
 米沢ではこの豆で味噌を造り発売している所も有るが、もっと積極的に料理の食材として「湯あがり娘は米沢名物」とまで押し上げたい気もする。

◆鮭子(ケイコ)
「鮭子」とは、一度は口にしてみたい、超高級魚として知られる鮭児(ケイジ)をもじっての命名だが、内水面水産試験場(米沢市)が、日本人になじみ深いシロザケを淡水の養殖池で育てて、特産品として売り出そうと研究を重ねた結果、この度成功した養殖鮭のことだが、鮭児に匹敵する程の食味という。
粕谷和寿専門研究員は「養殖業者と協力し、山形独自のブランドサケに成長させたい」と話しているので、「鮭子」が山国である米沢市の特産品とも成れば、本市にもたらす経済効果は計り知れないものがあろう。

◆鮭児
 「鮭児」とはどれ程の魚か調べてみたら、以下のように凄い食材だ。
 いわゆる鮭の仲間だが、その姿かたちは小ぶりでずんぐりとした丸みのある胴体で、頭が小さく青々とした背中に脂のりのよさを思わせる銀色の魚体である。

鮭児

 鮭児は他の鮭と違い、産卵のために戻ってくるのではなく搾餌回遊中に水揚げされるので、お腹に卵や白子が入っていないため、その分魚体に脂がまわり、脂肪率は秋鮭が10%前後なのに対し20~30%ともいわれている。
そして、定置網で1万匹中1匹程度しか捕獲されない希少な鮭であることから、「幻の鮭」と呼ばれ、その値段は一匹7~8万円で売られている。

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kage


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