やるな!!三十郎 ①

2015/08/09 (Sun)
やるな!!三十郎 ①新国立競技場の建築費が当初計画1,600億円から3,000億円に膨れあがることが問題視され再検討が報じられているが、米沢市の新文化複合施設も当初計画16億円から30億円と桁こそ違えど同じ膨張率と言うのは興味のある数字である。
このように公務員のやることは何れも無責任で、公務員の誰も責任を負うこと無く、その付けを払わされるのは、いつも一般庶民である。
しかし、国立競技場の場合は、多くの反対や非難から工事費の再検討に入ったが、米沢市の場合は現存の「まちの広場」を壊してまでの新文化複合施設建設に、当初反対した議員も毒饅頭を喰らったものか、いつの間にか賛成派に廻り三十郎の懐柔策にまんまとハマってしまった。
三十郎は、委員会や協議会で嘘や隠蔽で議員を籠絡し、当初少ない金額で予算計上して議決を得るという姑息な手口だが、それをチェックして嘘や隠蔽を指摘出来る議員が居ないのを良いことに、歯止めの効かない増額予算が議会承認を得て、現在のように財政を悪化させてしまった。
小生等は、「議決前の説明に嘘や隠蔽が有り、採決は無効」と工事差止めの裁判を起こしたが、「騙された議員が悪い」との判決を得た。
この様に議決とは重いものだが、当の議員は騙された事への反省も、騙した三十郎の責任追及も「もう決まったことだ」と無関心極まりなく、これが本市の「二元代表制」である。
この様に議員団を丸め込む手腕に、「やるな!!三十郎」と言いたいが、現在検討中の「道の駅」は本市の将来を左右する大事業であり、そのトップに三十郎が居座ればどうなることか。
【続く】

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