度重なる三十郎の嘘と議員団

2015/08/03 (Mon)
度重なる三十郎の嘘と議員団当初、今年の3月完成であった新文化複合施設計画が、8月に延び、12月に延び、更に今回来年の3月迄遅延する事となった。
当局は①今冬の記録的な大雪、②全国的な労働者不足、を今回の遅延理由に上げ、下の資料を示して議員に説明した。

賢明なる当ブログ訪問者は直ぐにお気づきと思うが、これは12月に限定した「降雪量」である。
「今冬」とは通常、昨年12月から今年3月迄を言い、12月の一ヶ月だけを「今冬」などとは聞いたことが無く「米沢市の過去5年気象庁データ」の「降雪量」は下記の如く平年と変わらない。

そこで、雪のせいに出来ない当局は「低能な議員団だから、この資料で誤魔化せる」と踏んで7/28の会議資料として説明したが、当局の読み通り28日の会議でこの点を指摘した議員はいなかった。
当ブログは7/22付けで今冬の「積雪量」をグラフで示し、かつまた議員団には会議の前日、7/27に「今冬は大雪で無い」と文書をもって示したが理解出来なかったようだ。
◆ 工事遅延の原因は?
新文化複合施設と同時進行の四中は既に完成しているのに、この施設が遅れている原因は、新国立競技場と同じく設計にある。
設計者は「世界の山下」と言われる著名な㈱山下設計である事と、時間を掛けて設計したポポロ予定地から、あたふたとまちの広場に変更した経緯から時間も無いので「大手ゼネコンを入札に加えるべき」と当会は進言してきたが、当局は「雪を熟知した地元に限定する」と不当な随意契約を強行した。(当会は公正取引委員会に提訴)
設計者が著名で有れば有る程、施工が困難なのは世界の常識だが、当該施設も柱が少なく、吹き抜け部分の多い設計は「地元業者で大丈夫か」との疑念を当会は当局に訴えてきた。
又、3.11大震災と四中工事の重なる当該工事に労働者不足を懸念する多数に「労働者不足は織り込み済みの工期」と公言してきたのに、今更何が「労働者不足」か。
余りにもお粗末な市当局と議員団に、市民として損害賠償を求めたい小生である。

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