「変わった人」[つかみどころのない人」 米沢市参与 清水修二氏の講演から

2005/12/21 (Wed)
「変わった人」[つかみどころのない人」米沢市参与 清水修二氏の講演から
清水氏は福島大学経済経営学類教授である。
12月13日、米沢信用金庫研修室におよそ40名の聴講者を集めて行なわれた「米沢市参与 清水修二氏による後援会」のテーマは「米沢地域発展への課題」で、市民のド肝を貫くような文言で綴られていった。
まず開口一番「私は参与とされておりますが、インターネットでお調べされれば明瞭でありますが、米沢市の組織図の中に参与という立場を示すものはないのです」
1ケ月70000×2参与分=140,000円は公費からの支出になっており、市長の私設参与ではないことがわかった(総務部調べ)。
ところが清水参与は安部市長を評して「つかみどころのない人だ」と言い「変わった人だ」と聴衆の前で語った。
加えて「組織に属さない参与の後ろ盾は安部市長だから、虎の威をかる狐のような立場と心強く思っていたところ虎ではなくて猫だったりする」と後ろ盾が予想外に弱いもので、私たち参与は立場がないとでも言いたげな口調だった。
と或る聴衆はいい、情けなく感じたと言う。
さらに氏は「米沢市役所で考えたこと」と題し、
1・危機を自覚しない市役所の危機
市場化テストの衝撃に米沢市役所は耐えられるか。
2・協働ということばの甘さと怖さ
協働は公務員の首を斬るために美しく磨かれたギロチンの刃である
米沢市はナイーブ(お人好し・世間知らず)な処女地
3・理念のないまちづくり・先の見えないまちづくり
中心市街地再生問題にうかがわれるもの
と講演は続き、現在米沢市の抱える問題点を語った。
はじめ、安部市長は、非力な自分の助言者であり、市長の家庭教師的な存在として大学教授を迎え、参与とすると考えていたようだ。
過去に遡っても米沢市政に参与の存在はなかった。折角、参与を備えてみても人材を生かし切っていないばかりか肝心の参与に「変わった人であり、つかみどころのない人間だ」と言われてしまい、もはや米沢市政は鉄筋が大分抜けた構造不良の建物よろしく、ちょっとの地震で崩壊する危険な市政に成り下がったものだと認識せねばなるまい。

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