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我慢したオナラはどこへ行く?

kage

2005/12/14 (Wed)

我慢したオナラはどこへ行く?

 年末だというのに「児童生徒の殺人・行方不明」事件や「耐震構造欠陥マンション」事件など不愉快な事件が連日報道されている。これでは庶民は笑らって新年を迎えられるものでないから「福の神」はやって来ないのであろう。
 せめて年末ぐらいは笑って過ごしたいと思うものである。小生は毎晩名人といわれる落語家のはなしを聞いて眠るのが習慣となっている。そこには古来、庶民の疑問とされてきた笑いがふんだんに語られている。古典落語は「吉原を舞台にした人間模様」が多いから、遊郭を知らない世代の小生にも勉強になる。
 ところで「我慢したオナラのゆくえ」について落語から得た知識を披露する。オナラを我慢していると、腹がはって苦しいが、やがて体内を逆流して小腸で吸収されて血液中に入り体内をめぐる。はく息に水素が含まれているが、消化管のガスが血液に吸収されて肺から呼気が入って口から排出される。これが我慢したオナラの行方である。これは医学的な話。
 明治5年、日本に鉄道が開通した当初、客車にトイレの設備がなかった。窓から放尿すれば罰金10円、放屁一発罰金5円也。5円で米が150キロも買えた時代だから、オナラを必死に堪えた。また、1920年当時の旅客機は乗客4人用の客席は密閉式になっていたが、換気がままならずオナラが問題になっていた。
 注意事項として「出発前は必ず用を足すこと。ガスを発生させやすい豆や黒パンを食べないこと」。

 「吉原」のはなし。よんどころのないお方が登楼した。やり手ばばあが気を使い遊女を吟味してはべらせた。この遊女、緊張したついでに屁をもらした。遊女いわく「病弱な父親の全快を祈って願をかけました。毎月一回、人前でソソウをして恥をかくことです」
よんどころのないお方は遊女の孝行心に痛く感心し「いまのソソウがそれか?」遊女は「申しわけございません。どうぞ、お許し願います」と、重たい頭をさげ尻があがったところで二発目が出てしまった。よんどころないお方が気づいて「また出たぞ」、遊女悪びる様子もなく「これは来月の分」 ・・。

 昭和5年11月14日、浜口雄幸首相が東京駅で右翼の凶弾に倒れた。弾丸は腸壁を6カ所つらぬき、小腸を30センチも切り取る大手術を受けた。腸壁の穴が塞がり腸の機能が回復すれば、その証拠にオナラが出るはずだった。「それなのに、ガスが出ない」と、国民は心配した。
 待ちに待ったオナラが出た時、新聞の号外は大きく報道した。「待望のガス出る。今朝2時15分」「放屁一発天下に轟く」

 江戸時代、曲部福平とい屁の名人はいろんな屁の音を自由にひり分けてイヌやニワトリ、花火などの音を真似した芸を売っていたという。屁も笑っていられない場合がある。宇宙旅行の大問題だ。気圧が低いときにいつもよりガスの出る回数が多くなる。宇宙船は気圧を低くしてあるからふだんよりもオナラが出る。宇宙食は量こそ少ないが高カロリーなので生産量が多くなる。水素やメタンガスの発生は電気系統に支障を与える恐れがある。当然、宇宙旅行では飛行士のオナラが問題になった。したがって、オナラの研究をした組織はNASAだったという話だが、笑ってすまされないオナラの爆発事故もある。
患者の腸内にたまったガスが電気メスの熱で爆発するという事故が起きた。無論、外国でのお話だ。
 小生にとっても「目のウロコ」的なオナラの話だが、落語といい、客車。旅客機・宇宙船といわず人間が放つ屁の存在は迷惑と快哉の両輪を兼ねているようだ

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kage


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