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10月馬鹿さんに

kage

2005/10/06 (Thu)

10月馬鹿さんに

 確かに「お上からの上意下達で良くなったことがありましたか?」というご意見には一理あると思います。
 小生の思いあたる「お上の選択の過ち」といえば、第二次世界大戦の勃発から終戦までのいきさつ、なぜ、空爆はおろか核兵器の投下を許して戦闘体制のない国民を犠牲に追いやったものであるか。
 また、米沢市の場合、一方通行によって市民に多大な不便をかけた事実や、旧町名を廃止して城下町の風情を根底から埋没させたことなど、行政に対して不満は残ります。

 それでは何故一方通行をやらなければならなかったかを検証してみたいと思います。
当時、車社会が訪れようとしていましたが、自転車を利用することによって大気汚染等の公害を防止しようとする「バイコロジー運動」が全国的に叫ばれていたのです。
米沢市は自転車が活躍していた頃で、財政は疲弊していました。
 そこで、バイコロジー運動を取り上げることによって貰える多額の補助金を目当てに、米沢市はダボハゼの如く「バイコロジー運動」に食らいついたものの、道路の両側に規定の自転車専用道路の白線を引いたところ、車道の占める面積(道路幅)が狭められ、対面交通が不可能となり、一方通行という処置になったものだと聞いております。
目の前の補助金欲しさの政策であったことは今になって無駄な政策だったと考えられます。 
 旧町名の廃止は、上杉の城下町として観光行政を展開しようとするならば、今になって悔やまれる政策であったことは否めないと考えます。

 このように「10月馬鹿」氏のお考えと一致するところは沢山ある小生ですが、「身の丈」に合った行政を行なっていくという考え方には賛成できない訳があります。
 「身の丈」に合わせるとは、各市町村の収入の額に合う行政サービスの事と考えますが、現実には東京都以外の地域では成立しない問題だと思われます。
 なぜならば米沢市の税収は年約100億円、人件費が約100億円、したがって地方交付金や各種補助金に頼らなければ、米沢市単独で住民サービスは不可能であるということです。
にもかかわらず国はその額を減らす政策を打ち出している事を無視することは出来ません。

 以前は市職員の給与は安く、表現は悪いが「市の職員になろう」とする高校での同級生の中には成績の比較的芳しくない人たちが多かったものです。優秀な人材はみんな景気のよかった民間企業に職を求めていた時代がありました。
 時代は変わり、今や市職員の人件費は米沢市給与所得者の約3倍となり市財政を逼迫する要因となったのです。
 そこで小生は人件費の軽減が第一と考えますが、職員数を今のままで支払い給与額を3分の1にするには相当の問題があり不可能と思われます。
 合併を行った市町村は、そのメリットに労務コストの軽減をあげていますが、それは一人当たりの支払い給与額を下げるのではなく、小さな町が合併によって、より大きな町づくりをし、職員数を減らす考えです。
 何もやらない米沢市は、交付税・補助金の削減を、住民への行政サービス低下によって対処しようと言うのであるか。

 川西町のように、税金で職員の給与を賄えない町も現実には見受けられるもので、今後の町運営をどうされるつもりなのか興味のあるところです。
 各首長、各議員諸君らは、市町村の合併によって当然ながら議席を失う恐怖から、合併に反対しつづけたもので、田舎議員に期待するものはないのです。

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kage


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