問われる首長のリーダーシップ

2015/05/26 (Tue)
問われる首長のリーダーシップ米沢市の最も大きな問題だと思うのは、まちづくりのリーダーであるはずの首長自身が、まちの将来のあるべき姿を積極的に語れないでいることだ。
将来の全体構想を描けないから、「まちなかに図書館を建てれば全てうまく行く」との説明で多くの反対市民の声を無視して、今年12月に図書館は完成する。
そもそも、「まちなかに老朽化したビル(ポポロビル)を放置出来ない。」として進められた図書館建設だったが、立派に機能している「まちの広場」を壊しての建設に変更になった時、市民と議会には「後でポポロビル跡地をまちの広場にするこの案が一番安くつく」と説明した筈だ。
しかし、その後「ポポロビル跡地を広場にする計画は?」との議会質問に「付帯議決では無い」と老朽化したビル(ポポロビル)には我関せずの首長である。(その言を容認した議会も不甲斐ない)
そして、12月の図書館完成後は、中心市街地に新しい建物と老朽化したビル(ポポロビル)が並立する町並みを呈し、推計年間3億円の図書館の維持管理費がこれまでの市民サービス低下として供される。
こうした出鱈目なまちづくり計画が首長によって進められ、今度は「市立病院」計画が浮上してきた。
「市立病院」計画は事業規模から図書館の比では無く、100億をゆうに超えるであろう大プロジェクトだ。
三十郎のリーダーシップでこの事業を進める事へは、大いなる不安を覚える小生であるが、ならば中川勝氏が適任であるかは未知数だが、「安部より勝る中川勝」として言える事は「安部よりも、市民・市職員の意見を聞く耳がある」と言う点である。
過日、安部の熱烈な支持者だったX氏は「一期二期は一緒に飲んだり、私の話を聞いてくれたが、三期目の彼は北朝鮮の金正恩のような独裁者になり市民の声など聞く耳持たずである。安部を四期目の首長にしてはいけない」と評したし、マスコミ関係者は「安部市政の元、市職員のモチベーションの低下は目を覆うものがあり、このままでは財政破綻は避けられないだろう。」と評している。
「市立病院計画」が具現化するであろう来期首長に、米沢市民が安部三十郎を選ぶのであれば第二の夕張は近い。

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この記事へのコメント

反対、反対。
安部はだめ、違う人でもだめ、
結局、どうしたいの?
「世の中変わるのは、みっともない現老人世代がいなくなってから・・・」
もっともな話ですなあ。
Posted at 11:34:12 2015/05/27 by ?
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