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責任の取り方

kage

2015/05/18 (Mon)

責任の取り方

 橋下徹大阪市長が掲げる「大阪都構想」が住民投票の結果否決された。

 政令指定都市(政令[1]で指定する人口50万以上の市)には大きな権限と財源が有り、都道府県との業務が重複する為、大阪府と大阪市の二重行政解消を目指して掲げた構想であったが、投票の結果は僅か0.8%及ばず否決となり、僅かの差ではあるが負けは負けと、潔(いさぎよ)く政界引退を述べた。

 ここで小生が思い起こすのは、「平成の合併」が取り沙汰された数年前に米沢市でも合併の賛否を問うアンケートが実施された時のことだ。
結果は僅かの差で賛成が反対を上回ったが、安部三十郎市長は「僅かの差なので合併は行なわない」と発表した。
 小生は合併に反対であったので騒ぎたてはしなかったが、「公費を使ったというのに、何の為のアンケートか!!」と住民投票に近いアンケート結果を軽んずる安部三十郎に腹ただしい思いを抱いたものだ。

 又、賛否両論が沸騰した「まちの広場を壊しての図書館建設」では、小生等は住民投票を提案したが「多くの市民が賛成している」と独裁者よろしく建設に着手した時、有る会合で「何をもって多くの市民というのか?」との質問に対して「肌感覚で感じている」と答えて参加者を唖然とさせた。

 「共産主義者とは、かくあるものか」と北朝鮮の独裁者を彷彿させる安部の態度に、米沢市の行く末を案じたものだが、今般も大幅な米沢市財政赤字に対し「責任は全て市長である自分にあり、責任を果たす為に4期目の市長選に出る」と公表した。
 「責任を取る」という行為は、政界や会社・団体なら「辞任・引退」というのが一般常識だが、安部にとっては責任を果たすとは「続投する事」と理解しているようだ。
12年やって駄目な市長が13年目に素晴らしい事など出来る事はない。
もしも、市民が4期市長職を安部に与えるのであれば、安部が行って来た行政の無駄使いを「市民より容認された」として夕張市と同じ道を辿るであろう。

間違っても安部を4期目市長に当選させてはならない。

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