米沢市民のDNAか?

2015/04/27 (Mon)
米沢市民のDNAか?26日、24名の新たな市議が誕生した。
公約は各々立派なものだが、その実現は夢の又夢の感を払拭出来ない小生である。
例えば、多くの候補者が掲げる、福祉の向上・産業振興・子育て支援を見ても元になる資金計画の具体策を示していないし、行政を監査するとしてもその能力に疑問を抱かざるを得ない。
小生は当選した候補者より、落選した候補者が三名とも一貫して安部三十郎市政を非難する言動を発していた事や、前回の市議選でも安部批判の強かった鳥海隆太候補が落選した事に心惹かれ、「この現象の源は何か?」との憶測に駆られた時、これが「ザワ衆根性」では無いかと推測した。
その土地に定着する土着思想は、過去の歴史によって大きく影響を受け、会津若松市が未だに長州(山口県)とわだかまりを持ち続けるなどが例である。
米沢市の歴史を遡れば、関ヶ原の戦いで徳川方に敗れ、120万石から30万石に減封されて米沢に移り、その後の「戊申の役」では薩長に刃向かい敗れた事から処分を受ける事となったが、他藩より早く恭順(降参)したことから寛大な対応で事を済ませる事が出来た。
この歴史的経過が「長いものには巻かれろ」や「強いものには徹底した抗戦を避け、不利と分かったらすかさず恭順する」等の土着思想を生んだのではないか。
その点、二本松や会津は「皆殺しにされても男子の本懐を貫く精神」で最後まで薩長と争い、敗戦後は「塗炭の苦しみ」の処遇を受ける事となった。
その時、二本松や会津と同じ思想の行動を貫いた米沢の「雲井龍雄」は、「死して死を畏れず、生きて生を偸(ぬす)まず、男子の大節、光日と争う・・・」の辞世の句を残し、明治三年「強いものに逆らう者への見せしめ」の意味も込め、斬首の刑が執行されたことは、26日放映されたNHKの大河ドラマ「花燃ゆ」の吉田松陰と通じるところ大であった。
小生はそれら先人の生き様に共感し、行政と対峙してきた12年であるが、多くの市民は「不利と分かったらすかさず恭順する」のDNAが、安部行政に徹底した抗戦を挑む、関谷・鈴木(章)・鈴木(睦)の三氏への投票を避けたのでは無かったか。
新人議員にはしっかり勉強して「ならぬものはならぬ」の精神で行政を監視してもらいたいものだ。

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この記事へのコメント

鬼の会の代表が言ってる事は正当性はありなすが、安部市政を批判する候補者や議員を正当化するのは矛盾していると思います!
事件を起こしている方、市長選でおかしげな
発言、そして今回の市議選で他の候補者よりも不透明な公約を唱う2名の方。
そういう方々が今回の市議選で落選。つまり
市民が選らば無かった理由は簡単で明確化していると思います!
もし、この方々が当選してもハッキリ言って
仕事はしませんよ!まぁ誰が誰を選ぶなんて自由ですが………。
批判する事ばかりじゃなくもっと人間性を見るべきでは……
Posted at 22:54:41 2015/04/29 by
この記事へのコメント

三者にについてですが、政治家としての素質を考えさせれる部分があります。
1人は傷害事件があったのがあります。
あとの2人については、前回の市長選挙の公開討論会を聴いての判断ですが、三十郎がまともに見える位に酷い内容です。
Posted at 15:52:36 2015/04/29 by
この記事へのコメント

その前に
貴殿が推した候補者の一人は傷害事件を起こしているかたですよね?
そういう方が批判的な事や市民の代表になるなど言語道断ではないでしょうか?
人間性を疑う方がそれではいけないとおもいます!
安部市政には断固反対ですが
Posted at 10:20:19 2015/04/28 by 米沢を愛する者
この記事へのコメント

徹底抗戦? まだ市長はリコールされてませんが…
能力不足と判断されて切られただけでしょ
ズレた憶測の源こそ「ザワ衆根性」。
Posted at 22:55:22 2015/04/27 by
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