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本会調査「国保滞納議員」ナシ。「個人情報漏洩当局」の追求こそ「議会の権威復活」の鍵

kage

2005/08/11 (Thu)

本会調査「国保滞納議員」ナシ。
「個人情報漏洩当局」の追求こそ「議会の権威復活」の鍵

 私ごとだか、二十歳で盲腸の摘出手術を受けて以来、50数年間風邪にも嫌らわれてきた健康オタクの小生が、突然「胆石テロ」の襲撃に遭い緊急入院となって十日目になる。何事も油断大敵というべきか、「衆議院解散」の実況もベッドの上で眺めていた。

 「解散は脅しだ!」として派閥の子分たちを先導し「廃案に導いた」領主らの慌てぶりがおかしく、バッチをはずされおまけに未公認で選挙戦を闘わねばならないハメになった「裸の子分議員」たちの面倒を見られるだけの親分衆であるだろうか。
文字通り分裂選挙どころか、当選するためにはなんでもありの選挙戦の展開になろう。
 「政治は一寸先は闇」と宣う永田町の政治集団でさえも「マサカの解散」という見通しの御粗末さが裏目に出たということになる。

 さて、米沢市の議会だが、陰湿とも幼稚性ともとられる同僚議員同士のチクリ合いは、いかにも田舎議員の好きそうな戦術だが、本会の調査では「議員国保滞納者はゼロ」であり、期日までに完納されていることがわかった。
朝日新聞は市民受けする問題として議員の策謀に乗せられたが、精査の結果は「滞納議員皆無」が結論だ。
そこで問題は「一件落着」となるべきところ、議会は「議会の不名誉に関すること」だとしてマンマと仕掛けに乗せられたという他愛のない騒動のようだった。
議員といえども納税は期日までに済ませばその後の責務は問われないのが常識だ。

  問題の根は「菁政会」の怨念の謀略に朝日新聞が乗っただけのことだ。議会は新聞報道に仰天し事実の調査もせずに「議員の倫理委員会」に結論を課したことに議会の「薄らバカさ加減」が見え隠れする。
倫理委員の共産党議員の発言「期日を過ぎたものを滞納というが、期日内に納まっていない議員がいるなら別だが、全議員が収めている。なんで倫理委員会なのだ」の言に過ぎるのだが、執拗に粘る「菁政会」の仕掛け人といわれる○○倫理委員は「16年度は納税したかに見えるが、はたして15年度の納税情況に疑問が残る」と発言、あろうことか倫理委員会自体が墓穴を掘ることになっていく。
税金の性質から前年度の滞納をそのままにして、今年度だけの完納はない。
それすらの税知識もなく「なにが市会議員だ」と市民に舐められやしないか。「お盆に墓を暴くような軽率」に惑わされずに本質論に開眼すべきが議会の権威というものであろう。
「個人情報を漏洩した当局」を徹底的に弾劾することが本筋というものではあるまいか。 仮に議員の滞納問題は議員個人の問題として身分は市民の選択上にある。
しかし、公務員の場合は市民の選択に関係なく執務ができる。ここに怖さがあると考えてもいい。
 医者・弁護士などに限らず「個人の情報を知り得る立場の人間に課せられる守秘義務」は、公務員にも課せられた義務である。
 米沢市では「納税などに関する個人情報」は守秘義務として担当課が厳重に保管している。
担当課長は「守秘義務があり、担当課から漏洩するなど一切ない。その件についてはノーコメントだ」と語気強く反論するのだが「課長よ、漏洩は事実なのだ。あくまでも担当課からの漏洩でないと断言するならば、ほかに税に関するデーターを保存している機関があるというのだろうか?」それも示さず漏洩は国保・介護課ではないと言いきるには根拠に乏しいというもの。
 まして、それらしき市職員の名や奇妙な行動が囁かれている以上調査追求して、個人情報漏洩の元凶を捉え「市民の信用に応えるべき」が、当局をはじめとする議会の責務であろうと断ずるものである。
永田町政治に毒され、それが政治家の規範だと錯覚しつづけてきた田舎議員諸兄に一言。
諸兄に市民が望むことは「市政の根幹は常に市のためになるかどうか?であり、それが市民のためになるかどうか?を判断の基準とする」ということにある。
 議会は市民がもっとも恐れている「公務員の守秘義務違反」に重点を踏まえ、議会の権威にかけて調査追求をすべきが本筋である。
おそらくは米沢市議会も永田町政治よろしく「ナアナア」の手打ちで当局ともどもお茶を濁すであろうが、それでは永田町くずれの田舎議会の謗りは免れないことになる。
田舎は田舎なりにリーダーの突出によっては、生き返り蘇る田舎もある。
 最近のメクラ判行政の失態などでも分かるように市職員の行政に対する真剣さに欠けていることは事実だ。本会は本音で行政の不条理と思える牙城に闘いを挑んできた。論理が正しければ、難攻不落の牙城といえども「平等・公平」「自由競争の働く経済」の前には揺がざるをえないことわりだ。
いかなる「許認可権」を振りかざそうとも、正論と時代が解決するものである。
その信念こそが市民の市民たる運動を成就する唯一の手段であるそのために日々努力を惜しまないのである。
議会も本筋を見失うことなく市民のために当局を追求する勇気と知恵をもつことだ。

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