「よねざわ鬼の会」ホームページの効果

2005/07/11 (Mon)
「よねざわ鬼の会」ホームページの効果市民団体「よねざわ鬼の会」が一昨年に開いたホームページにアクセスされた度数は、本日までに15万を越し、市民の関心の度合いの強さに改めて驚いている。
本会の理念は「市民のための行政であるか?」であり、声なき市民の不満の声を堀起こし行政を是正させることが主たる目的である。
成功例として、市民が分別して集積所に出した資源物が歳入になったことである。無論、行政担当者の開眼による努力も無視はできない。
永年無償提供していた資源物が、本会の提言によって昨年度まで4000万円の歳入になった。本年度は本会の提唱によって、売却先の随意契約を廃止して入札制度に改訂され、北関東通商が落札した結果、1億をはるかに超す歳入が見込まれていた。
ところが、米沢市が収集を委託している「米沢再生資源協同組合」がどうした訳か北関東通商の落札に怨念を持ち、折角市民が分別した古紙類を意図的に混在し、商品価値を下落させる行為に出た。
しかも、見積り時に行政の示した古紙類の総量が実際には激減し、予定の半分程の数量に買取り人「北関東通商」は困惑し激怒した。
古紙の売買価格は、総量の多小によって決定する。しかも、古紙類にはおおまかに3種類に大別されて価格設定が異なることから別々の価格となる。新聞紙・雑誌類・ダンボールの3種で、ダンボール・新聞紙・雑誌類の順に価格が安くなる。
したがって、3種の古紙を別々に計量したうえで米沢市からの請求となるが、肝心の価格の高いダンボールに他の品種が混在されているため、メーカーから買取拒否を受けるという損害が生じた。
これに対して行政は打つ手をもたず、収集運搬を依頼している再生資源協同組合を指導することにさえ欠ける行政だった。
問題は簡単だ。市民が分別した通りに業者に渡せば買取業者の価格は維持されるものを、理由は定かでないが価格の高いダンボールに品種混在を計るという、嫌がらせとも思える行為を繰り返し、肝心の高価格品を妨害し米沢市に損害を与えてきた。
したがって、未だに行政と業者との間に解決しない問題となっている。
さらに北関東通商の担当者は「契約では台貫時に所員が立ち合うことになっているが一度も立ち合ったことはない。協同組合の台貫で計量したものを、確かめるために弊社の台貫で計ったところ明らかに減量されていることがわかった。協同組合の台貫計量に疑義を持っている。が、米沢市は聞く耳をもたない」と不満をブチまける。
そこで市役所が発表した総量には疑義が生じている。他市町村が平年並みの総量に対して米沢市だけが総量の半分しか古紙の回収がないという裏には、収集運搬業者が「故意に実際の総量を水増しして収集連搬料を操作、行政を騙して運搬費用のカサ上げをしていたのではないか」という疑問がわいてくる。
いずれにしても行政の監督不行き届きから起きた問題である。役人には「遅れず、休まず、働かず」の「役人3ず」を地で示している環境生活課の現況なのである。
環境生活課は古紙売却問題に対しても対応が粗雑であるだけでなく、許認可権をもった部課であるがゆえにさらなる問題を醸しだす要素を含んでいる。

誓願採択をも無視する吉田環境生活部長 ≪ | HOME | ≫「うこぎ」で米沢の町おこし!?
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