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「男のロマン」を捨て「金づる」に群がる卑しさ

kage

2005/07/02 (Sat)

「男のロマン」を捨て「金づる」に群がる卑しさ

 いまや死語に近い言葉だが「男のロマン」という心意気を示す人生の指針ともいうべき言葉があった。

 連日の報道は道路公団OBによる橋梁談合事件が表舞台に乗せられ、東京高検が強制捜査に踏み切った会の名称は「かずら会」。
 自分ひとりで直立できず、地面を這い、あるいは他の物に巻き付いて暮らす植物の茎を「つる」と言い、漢字で書けば「蔓」かずらとも読む。
 問題の「かずら会」、名は体を表すというが、彼らは古巣の公団に不正と知りつつ巻き付く談合屋だった。「つる」には「金銭を得る手がかり」という意味もある。
どんなに言葉を飾ってみても天下りとは所詮、退官後に直立できない不出来な茎たちの進む道なのだろう。古巣に顔の利く「金づる」としてからみつく以外に考える余地はなく、この悪しき行為は退官官僚たちに蔓延している。

 現実は米沢市役所内部にもある。
古紙問題」をはじめとする「一般廃棄物収集運搬業の許可」をめぐって、許認可権を握る米沢市の市民環境部も然りで、議会の誓願採択にもめげず、市民に対しても議会答弁においても嘘で固めていることが昨日担当職員の文言で発覚した。
 許可を持つ既存業者との癒着の実態は情況証拠においては「あくまでも黒」だが、日々の作業実態から既存業者を保護する文言には呆れるほかはないのだ。
「新規に許可を出したために既存業者が倒産したら市に弁償を求められてくる」ふと盛らした課長補佐の言葉がいかにも業者癒着の構造の実態をゲロしたものである。
現今は競争時代である。業者保護にうつつを抜かしているほど米沢市は「信義に厚く、温情主義」に撤しているのであるか。

 高給で採用されているならば、それなりに仕事だけはキッチリとやるべきである。が、担当者から市長まで、メクラ判行政であることも判明した。
担当者が作成した公文書は順を追って市長までまわり、決済をうけた上で正式な米沢市の公文書となって表舞台に出る。
こともあろうに当該公文書は「不備も不備な公文書で、表に出れば米沢市の信用を失墜するような物」だった。
本会の指摘によって、新しい公文書に切り替えたが、これ1件によって米沢市の職員の怠慢とメクラ判行政が罷り通っている事実がつかめた。
 間違いを指摘した本会に対して担当部課長・課長補佐ら担当職員は本会を蛇蠍のような目をもって対話の席につく不埒な態度だった。
市民から不備を指摘され、怒りの目を持って対話の席につくという姿勢は一般常識では通用しないものである。
上司から指摘されたなら素直に認めようが、一市民からの指摘には怒りを持って接するものであるか。米沢市の職員教育とは斯様なものであるか。
 巷間で「市職員は、遅れず、休まず、働かず、の3原則に撤した公務員の立場にある」と言われている。したがって、ガムシャラに働く職員は同僚に嫌われ、上司に疎まれるという組織間の縛りがあるようだ。

 米沢市の職員も官僚組織に類似しているのではあるまいか。在職中は癒着構造を完成し、退職後は癒着して便宜を計った会社の世話になるという構図は枚挙にいとまがないほどだ。が、微温湯に浸かりきった退職職員が、激動の社会で働けるわけがなく末路は哀れなものである。

 とまれ!男には「男のロマンというものがある」男なら捨ててはならぬ「ロマン」である。

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kage


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