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春待ち膳

kage

2015/03/16 (Mon)

春待ち膳

 『置賜地方に伝わる独特の郷土料理は、まさに鷹山公の「かてもの」から受け継がれた知恵と工夫の賜物です。
厳しい冬を乗り越えるために、乾燥食品や塩蔵品、雪の下や土の中に保管した貯蔵野菜などの保存食を、ただ命の糧としてでなく、晴の行事食やおもてなしの食材として先達より伝えられてきました。
豊饒の里六郷の雪景色を眺めながら、郷土料理をお召し上がりください。』の言葉に誘われ、3/15六郷コミセンが主催する「芽吹きわくわく春待ち膳」に赴き、膳を食する前に、地元若妻(?)連による「豊饒太鼓」の演を見聞した。
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 六合地区は文化活動の活発な所で、地域住民のコミュニケーションの良さは他地区の鑑ではなかろうか。

◆かてもの
 鷹山公は飢饉に備えて「かてもの」を出版し(1802年)、領内に配布したことで天保(1833年)の飢饉では餓死者を殆ど出さなかった。

 四年程前になるが、元大垣女子短大学長、森孝之氏から「かてもの」について研究したいと小生に連絡があったので、当時「かてもの」を出版された米沢女子短大の高垣順子名誉教授との対談をセットした。
森氏曰く『増え続ける世界の人口は、いずれ食糧難を引き起こすのではないかとの思いに至った時、鷹山公の「かてもの」に興味を持った』とのことであった。

 「かてもの」が評価された訳ではないが、ユネスコの無形文化遺産に登録されるなど世界から注目されている和食を、「かてもの」を食材とする「米沢えにし」の食文化として、六合地区から発信することに敬意を払い「春待ち膳」を食した。
 膳は「見場」「食味」とも、申し分のない作であり、加えて年代物の朱塗りの器が参加人数35名分揃っているのも素晴らしい。

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kage


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