議員たちの行政革命感覚に期待する。

2005/06/20 (Mon)
議員たちの行政革命感覚に期待する。「公報よねざわ」が米沢市の財政情況を知らせている。無論、正常な財政だとはだれの目にも映らない。加えて、三位一体の行政改革から頼りの地方交付税は絞られて、財政は極端な悪化をみせることは必至だ。加えて孫末代まで市の借金返済を負わせる覚悟の行政感覚なのである。
昔から民はお上の言いなりになったのは、お上の行政にある程度の信頼感をもっていたからに他ならない。 だが、歴史的な指摘によると、米沢市の歴代首長は現在に至まで市の伸張のために策を講ずることなく昼寝をむさぼりつづけてきたことを裏付けしている。
官は民の潤いのために知恵を絞るものである。ある金満家の老人に問うてみた。「どうすれば金を貯めることができるのか?」老人は即座に「入ってきた金を出さないことだよ」無駄を省き、入りを図ることだと理解した。
一般の企業のように行政は同一にはいくまいが、企業感覚で行政を考えるべき時がきたようだ。まず、無駄を省く・駐車場の使用料を職員に負担してもらうこと・アルカデア構想は結構だが、現在は空き地であり、あの土地には膨大な市の財政負担がある。首長の失政だといって過言ではないと思っているが、佐藤病院の進出計画によって、総工費40億円、雇用人数200人の米沢市進出の意志を阻んだのは安部市長の独断だった。
成人式に宴会場を供したり、受け付け時間の延長を図ったり、市民のサービスとはおよそ縁遠い無駄金の支出が多すぎる。合併のアンケートは何だったのだろう。いまもって市民は蚊帳の外におかれたままだ。
巷での市長の評判はことのほか悪く、このまま市長を続けさせれば米沢市は破綻まえに沈没するのではとの不安がメジロ押しに広がっている。
市長ごっこを楽しんでいる場合じゃないよと市民の多くは、選んだ不幸を嘆いているのが現状だ。選挙制度の弊害が厳然として米沢市にはある。
さて、最近報道されている習志野市の場合、ペットボトルを回収して中国に販売するという行政の動きがあり、市民ともども成功していろというニュースに触れた。ところで、本会の提唱が効果をあげ、従来歳入にならなかった古紙や空き缶および鉄材は再生資源物となって、4000万円の歳入になったことは多くの市民たちが知る必要がある。
行政担当部課の英断によるものだが、さらに本会は「買取り業者の見積もり合わせ」を提唱したところ、北関東通商が落札し、このままの高値買取りが続けば、歳入はナント1億5000万円の試算になる。
長年、行政と深いつながりを持った地元業者の理不尽な妨害や嫌がらせは絶えないものの、米沢市の歳入が直接的な増加をみることは確かだ。
本会は市民団体であり利益団体ではない。行政に辛口で提案した結果が市の財政に潤いをもたらす結果となっているが、必ずしも市の対応は良くない。またぞろ、行政に改革すべきことを提唱しつづけていくつもりだが、行政の癒着構造にはあきれるばかりだ。「行政に歯向かって何になる」と戒める声も少なくはなかったが、結果は無償提供から4000万円の歳入になり、こんどは1億5000万円という歳入が見込まれるまでになってきた。市民の提唱を基本に行政と闘いつづけた結果の金字塔だと誉めていただきたいものだ。

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