Wサッカーに見た「日本人の愛国心」

2005/06/10 (Fri)
Wサッカーに見た「日本人の愛国心」元来、スポーツ競技に縁をもたない小生でも、話題のWサッカーは毎回テレビで観戦している。「オフサイドって何んだ?」などとサッカー用語もままならない小生のことだから、いきおいサッカー場に集まって応援するサポーターなる人たちの歓声の強弱によって味方の優劣を知るだけの頼りない観客である。
君が代や日の丸を否定しつづけてきた日本人たちが、国際試合ともなると特大の日の丸の旗を振り、かなきり声をあげて日本ナインに熱狂的なエールを送り続けている姿は明らかに日本人の混じり気のない祖国観であり祖国愛の発露なのであろう。
戦後、教育の欠陥は日の丸や君が代は帝国主義の再来であるとして日教組に加入している多くの教員たちによって、国家・国旗を廃棄された教育がなされてきた。
したがってそんな教育に染まった青少年たちは祖国意識に乏しく、履き違えた自由主義によってニート族なる意味不明の人種が多発している。
ニート族なるものの俗称は、一昔まではルンペン、江戸時代には浪人者の呼称を持ち、世間からはぐれ者扱いされてきた人種なのである。
生活能力はあっても労働によって汗をかくことを嫌う人種たちであり、はっきり申せば「たかり・甘え」の構造であろうとしか映らない。
そんな群像も含めてサッカー競技場には、日本ナインと見間違うような同色のシャツを着て応援に熱狂する姿を支えるのは祖国観であろうし、愛国心なのであろう。
戦後の教育ではできなかった愛国心は、サッカーという国際競技によって目覚めさせられたものであろう。いかなる教育や政治・法律でもできなかった祖国意識に基づいた愛国心がサッカー競技による国家間の対抗戦によってよみがえったことがすばらしいと思った。
スタンドでの観戦が望めない情況でも他国の競技場に押し掛け、競技場の外にあって応援する姿には文句なく感動し、心配しなくとも日本人であるかぎり生まれ育った祖国日本を愛する心は健全に育っていたことを確認できた2時間だった

議会は本来の任務を忘れてはおらないか。 ≪ | HOME | ≫いまさら怒り狂っても仕方がないが 「官僚の特質」
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