なぜ出さぬ!「一般廃棄物処理業の許可」(1)

2005/05/25 (Wed)
なぜ出さぬ!「一般廃棄物処理業の許可」(1)奇っ怪な噂が巷間に流れている。
本年1月に市の広報によって広く通達された「一般廃棄物処理業に関する許可説明会」には「許可」を求める業者が期待を膨らませて市役所の説明会場に集まった。
しかし、説明の内容は意外にも「許可を出すためには法的にクリアしなければならない問題と県の意向を聞かねばならない二つの問題が残っている」と環境生活部長が説明した。
参集した業者から「許可を得るための所定の書類の出し方などの説明があるのだと理解して出席したのだが、説明会の態を成していない。担当部課職員のレベルこそが疑問だ」とする女性業者の発言に参集した関係者一同は同意した。
事実、説明会は問題が多すぎたようだ。幾多の質問が集中する中で吉田部長は「6月をメドに許可を考えている」と昨年6月議会答弁と同じような発言をして不満の散会となった。
許可を出すということで、騒ぎ立てたのはすでに許可を受けている市内の13社たちだった。説明会開催の前々日に13社が大挙して市役所を訪れ、許可取り消しの抗議集会を開き担当部課職員の翻意を計った。
それでもあき足らず、東京をはじめとする他市からの応援オルグを多数頼み、助役をはじめ担当職員に食事もとらせない缶づめ抗議を続けた。
「どうしても許可を出す構えならば、市役所を多数のバキュームカーで取り囲む用意がある!」旨のおどしをかけたりして担当職員に翻意させたものだった。
オルグの中には右翼もいて担当職員は恐怖に苛まれたのだと聞く。
その右翼とは13社が献金して呼んだものらしい。
その缶づめ抗議集会を境にして担当職員の態度が一変したものだという憶測が流れている。
行政に他市から右翼らの応援を求めた13社の言い分は「自由に出来る業種とは違う。行政から許可を得た業者がやっている仕事だ。これ以上、許可業者を増やした場合、既存の許可業者が倒産するようなことがあったら米沢市に損害賠償を求める考えがある」この発言に担当職員は恐れをなしたらしい。
言を左右にして再度「法的にクリアしてない問題が残っている」として新しい許可を出さない考えに一変した。
「ヤクザの介入によって行政が変わるのであれば、こちらもヤクザを連れてくる」と応酬するものの、よほど右翼の脅しが強烈であったらしく担当職員は貝のように口を硬く結んで一言も発しようとしないのだ。
これが米沢市役所の実態である。
これらの問題は本会のような市民団体がやるべき問題ではなく、議会が調査し解決すべき問題なのだ。
昨年6月議会で答弁した吉田部長発言を追求すべきことが第一、同時に議会発言をウヤムヤにさせないことが、議会軽視をさせないための議員の責務である。
俗にいう「先生といわれる程のバカでなし」が「議員とよばれるほどのバカでなし」とならないよう責任ある議会であってほしいものだ。

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