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米沢市の古紙問題ふたたび(2)「問題提起をコケにした監査委員」

kage

2005/05/15 (Sun)

米沢市の古紙問題ふたたび(2)「問題提起をコケにした監査委員」

 公務員の行為を是とする公務員同士の援護態勢と隠蔽体質が根強く存在し、責任回避することを第一義とする「公務員体質」に市民は辟易させられるものだ。

 昨年8月、本会は「担当部課の再生紙現物の取り扱いに不適があることにより、米沢市に多大な経済的損害を与えている」として住民監査を請求した。
 監査委員は安田道隆(民間選出)と遠藤宏三(議会選出)の2氏である。無論、監査委員会には監査委員の補助職員として金沢裕局長と数名の補助職員で構成されている部局だ。
 民間選出の安田監査委員は規約として「常勤」が義務づけられているが、常勤を証明するものは何も存在しない不可思議な存在である。
 本会員が数度にわたり当該事務局を尋ねたが安田監査員の姿を一度たりとも目にすることは無かった。
 本会提出の住民監査請求に対する監査委員会からの「報告書」も安田監査委員が書いたものではなく、書いたのは金子裕補助員らであり、安田・遠藤監査委員はめくら判を押しただけにすぎないことが2つの発言から証明された。

 金子補助員は本会会長の問に「私が書いた」と言明し、遠藤監査委員は同じく本会会長の質問に答えて「オレは報告書の全文を読んでいねぇからわからねぇげんど、委員会で、これでええべちゅうから、オレもええべちゅうて判を押したんだ」
 これが公平な立場であるべき住民監査請求に対する「報告書の作成秘話」の現実であり、一般市民を舐めきった公務員たちの現実の姿であった。

 報告書は一方的に市職員側を是とし、精査することなく全てが却下・棄却の結論であった。
あまりのずさんな報告書に、当会は両委員に面会を申し込んだが「報告書に疑義があるなら住民訴訟を起こすべし」と頑なに面会を拒否するのであった。
 これが公務員を擁護するためにある「監査委員会」の実像である。そして、金子補助員はこともあろうに本会会員に向かって「私が裁判官だ」と精一杯の虚勢を張って見せた。
 本来、住民監査請求とは監査委員は市民の側に立って精査すべきものであろう

「請求の棄却と却下が意味するもの」
・本会の主張は、過去数年間にわたって行政が「再生資源物協同組合」に無料提供してきた資源物は米沢市の財産である。数量と業界相場からその額推定2億円となり、その額の返還を米沢市は求めるべし。
・監査委員会の見解:1千2百万円の寄付(再生資源物協同組合より)が為されたことによって米沢市の損害は治癒された。よって、その件については棄却する。

■寄付金1200万円の疑惑
 昨年5月13日に本会主催で「市民と共に一般廃棄物問題を考える会」が市長・助役・担当課職員と市民総勢40名ほどの参加で開催された。
席上、当会は「資源物の無償譲渡は不適である」と行政に激しく詰め寄ったが黙秘するだけで何の返答もなかった。
にもかかわらず、わずか18日後の5月31日の年度会計締切りギリギリに、組合は市に対し「駆け込み入金」したが、不思議なことに行政側は当会・市民には伏せていたのである。
入金の有った事はいち早く当会に知らせて然るべきではなかったか。

 この事実は、市民からいわれてやるのでは行政マンの手落ちであり「すでに担当部課が決定しているから余計なお世話だ」というスタンスと考えられる。

 それでは、再生資源物無償譲渡の損害に対し、監査委員は「寄付金1200万円で治癒された」と結論づけたが、果たしてその根拠はどこにあるのか。

 監査委員はその報告書に、米沢市が受け取るべき資源物の対価はナント相場の46%という超安値で組合が売却したという資料を添付しているではないか。
したがって、相場価格で売却されていれば15年度の米沢市の収入は3000万円を十分に超 えていたことになる。
約2億円にものぼる再生資源物を無償提供してきた米沢市自体にも責任はあるが監査委員会はその報告書で「1200万円の寄付によって治癒された」というデタラメさである。

 当会が監査請求を行ったのが8月で、定めにより2ヶ月後の10月に結果を出さなければならない。
監査委員は15年度までの分は寄付と言うかたちで何とか誤魔化したが、16年度分については流石に困ったらしく、4月に締結された譲渡契約を何と9月に「組合は売却額の全額を米沢市に還付する」に変更するという大技に出たのである。
既に双方納得の上で交わされた契約が5ヶ月も経過した後に変更されることは異例中の異例である。
そして16年度分は2700万円が市の収入となったが、これが妥当な金額と理解する。

そこで問題である。
 安田道隆・遠藤宏三監査委員が結論づけた15年度分1200万円は誤りであることが明白ではないか。この責任をどう取ろうと考えているのか?
両氏には今年2月16日に書面にて会見を申し入れているが、3ヶ月を経過した現在も返事さえ無く、監査委員としての良識・常識を疑うものである。
 ところで、安田道隆監査委員は常勤となっているが、数回事務局に出向いても姿を見たこと無いが本当に常勤していたのだろうか。
それとも、常勤はしていたが意図的に手抜きの監査報告書を作成したというのであろうか?

 それでは、出勤したかしないかも分からなく、こんな杜撰な監査報告を行い、市民との対話を拒否し続ける監査委員の報酬とはいか程のものか。

・安田道隆監査委員の場合
 給与(年):10,183,296円 (諸手当含む)
 退職手当: 9,984,000円

・遠藤宏三監査委員の場合
 議員報酬の外:576,0 0 0円

続く

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