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ナント古新聞紙が金になる

kage

2003/12/17 (Wed)

 今朝のチラシを見て驚いた。いままで金を払って処分していた古紙が売れるというチラシだ。ダンボールが一番値がよくて1キロ当たりの買取り価格は10円也。次いで古新聞紙が8円の買取り、通常1社あたり1カ月分の新聞誌は10キロ程度だから80円になる勘定だ。豆腐1丁・油揚3枚ぐらいにはなる。

 家庭で居住分の一部を占有して困っていた古新聞紙やダンボール類などは、年に一度は千代田クリーンセンターに「運んで」「待たされ」「金を払って」処分してきたものだ。

 業者に処理を委託すればバカにならない料金を要求される。古新聞紙・ダンボール・雑誌類を買い取るという業者は水戸市に本社のある北関東通商株式会社だ。家庭の主婦に向けてチリ紙交換方式で定期的に地域を回るという。また、各町内の要請があれば現地に出向いて回収された古紙を買い取るサービスも行なう。だから、町内単位の育成部などの作業もやりやすくなり、おまけにまとまった資金が還元され。一石二鳥というわけだ。

 ところで米沢市はチリ紙交換車の存在もなく、町単位で定めた所定の場所に所定のビニール袋を買って、所定の袋に詰めてゴミ集荷場所に出すことになっている。それを市が認定した業者が運んで行って処理してくれる。便利なシステムだと感じてきた。考えてみると所定の袋に入れて出さないと運んで行ってくれないのだ。市が定めたビニールの袋は市民が買い求める必要がある。だから市民は有料でゴミの処分を市に依頼していることになる。古新聞紙にしても同じ事だ。

 今朝のチラシを見て最初にオドロイタのは、古紙が金になるという現実だ。米沢市では今まで知らされていなかったことが、他市の業界参入によって広く市民の知ることになったわけだ。いってみれば米沢の古紙回収業者が黙って利益を得ていたということになる。

 加えて市役所の環境課の係員は新参入業者の実現に迷惑顔で対処していることから、悪く勘繰れば業者との癒着があるのではないかという疑惑さえも浮かんでくる。

 係員は答える「古紙が高い時は良いでしょうが、営業が成り立たないような相場になった時、参入業者は引き上げてゆくのではないかとの懸念はあります。市の条令で決めてもらわないと」市の条令を改正してまでも既成業者だけでやるという裏には何かがあるような気がしないでもない。市民の目の届きにくい業界だけにドロドロする何かが噴き出しそうな業界でもある。

 ともあれ、他市からの参入業者が米沢市内に集荷場を新設し、古紙の買取り価格を明示したことから古紙が金に代えられるというニュースは市民として歓迎すべきことだ。

 市内の当該業者を訪ねてみた。事情を聞くと「米沢市や山形市の古紙の買取り価格はあまりにも安過ぎる。これなら競争が出来る」と計算づくで進出してきたという答えだった。

 古紙の価格は国際相場で決まるんで、日本の相場ではない。特に中国、東南アジアなどに輸出しても見合う相場だという。チラシで流した価格は国際相場からの価格だという。意地悪くいえば、米沢の古紙業者は市民の知らぬところで暴利を貧っていたということにもなる。不況の米沢港に黒船が入り、古紙業界に喝を入れた勘定だと思えばよい。

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