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梁沢地区の最終処分場建設反対に思う

kage

2005/03/24 (Thu)

梁沢地区の最終処分場建設反対に思う

 小野川温泉組合のおかみさん達が「処分場建設反対」の署名運動をしている映像を見て思うことがある。
 反対理由は「最上川源流を汚すな」である。確かに汚水の垂れ流しが心配されるだけならば「排水の管理」に重点を合わせるべきで、現時点では処分場からの排水問題で汚染されていると指摘された河川は皆無のように記憶している。小生の認識不足なのであろうか。最上川の源流地区にありながら、10万市民の下水道の最終排水口は最上川源流であることを考えると、当該河川の沿線に連なる市長村全部の排水口となって酒田に至ることから酒田市の飲料水は論外だということになる。
 しかし、酒田市が供給している水道水は最上川本流からの引水である。したがって、梁川の最終処分場の反対運動の核は「厳重な眼で排水管理を見守る」運動に的を絞るべきである。
 どこの地区においても「斎場と最終処分場の設置建設」には反対運動が起こりやすいものだ。それが必ずしも住民の反対によるものではなく一連の政治的運動や経営権をめぐる経済的な理由が河川汚濁という闘争の原因を生んできた。

 ジークライトの最終処分場建設に真っ向から反対した福島の住民達は今では平穏である。 思い出すのは相馬中村市の「斎場」建設に反対表明した共産党の市議の策謀によって、建設地が二転、三転し、結果は住民闘争に発展マスコミの餌食とされていた。
 行政はだれもが嫌がる斎場の建設場所を人里離れたところを選ぶ。したがって、斎場までの道路を確保しようとするが、道路予定地には地権者が多くいる。多数の地権者をオルグして反対運動を繰り返す。これが相馬中村市の斎場建設をめぐる政治闘争となったものだ。
 中村市に斎場がなかったことから斎場は隣町原の町市の条件つきで斎場を使用させてもらっていた。条件とは斎場使用料は倍額の料金で、使用は午後からと決められ不便をかこっていた。
 そして斎場建設の声が盛り上がり、共産党議員の政治的活動の場とされてしまった。
 そこで県道沿いの地権者が他の地権者の邪魔を排除するため、建設地を提供、闘争の具とされてきた斎場までの取りつけ道路ゼロ箇所に斎場の建設が成立し現在の中村市の斎場がある。

 だから同じように政治的・経済的理由の具とされない処分場を冷静に考えてみる必要がある。各家庭に便所があるように最終処理場は文明が必要とする便所である。必要なことは言をまたない。が「オライの地区でなければええだ」とする他人ごとだけではすむまい。 住民闘争を起こす前に「現場から排水される水質」に眼を配るべきものだと思われる。

 斎場・区画整理事業などとおなじように、最終処分場の建設は住民達が納得されるような未来像を示し、説得に汗を流さねばならないものだ。 当該企業も主力バンクも成功させるためには、化学的な根拠に立脚した説明を怠ってはならない。反対住民もまた反対するには化学的な水質汚染の実際を示しながら反対運動を続けるべきものだと思われる。

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