それぞれの頂点

2005/03/14 (Mon)
それぞれの頂点生態を維持するためには生殖のバランスが必要となってくる。
陸の動物の頂点にいるのは「オオカミ」であり、空の頂点には「オオワシ」が君臨してバランスを保っている。
アメリカの場合 イエローストーンで鹿が殖えすぎ、周りの緑が枯渇寸前になった。そこでアメリカはカナダからオオカミを輸入して放畜したところ、自然にバランスが整って鹿が激減し従来の半数になり緑も再生してきたという。
米沢市に鳥海隼人氏という公報よねざわでお馴染みの動物研究家がいる。彼は単身モンゴルに出掛け世界のオオカミ学会に席を列ねた。
彼の談話「日本オオカミは全滅されたが、オオカミが人間に危害を加えたという話は日本にはない。オオカミが悪者にされたのは外国から入ってきたグリム童話などのせいだ。外国では牧畜が盛んだから、オオカミの被害が多く人々に嫌われていたことによるものだ。
現在、サルによる農作物の被害が多く日本中の農家を困らせているが、オオカミなきあとによって起きた生態系のバランスが崩れたことに未だに気づいていない。
日本もオオカミを輸入してその繁殖に手をかすならば、サルやカモシカなどの比較的弱い動物は身をすくめて人里近くにあらわれるようなことはない」
日本犬を放し飼いすることができたなら、サルが人里に出没するなどはないはずだ。が、犬の放し飼いは禁止されているから、縛られている綱の長さを知っているサルの餌食になっているのが現状なだけだ。
ちなみに野菜の頂点に君臨しているのが「ニンニク」であることを伝えたかったのだが、女性に嫌われるのを覚悟のうえニンニクを多用して健康を守ることだ。

「カシャババア」の自動車運転に一言 ≪ | HOME | ≫「共同」と「和合」は生きるための知恵
コメントフォーム

この記事へのトラックバック

この記事のトラックバックURL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)