投稿者「たく」殿へ・小生の考え方

2005/02/08 (Tue)
投稿者「たく」殿へ・小生の考え方一国の首相の給料が「モーニング娘の加護ちゃんよりも安い?」この話が本当ならば、首相は給料の面で負けているということになる。これはおかしいのではないかというお説でした。
小生は次のように考えます。
問題が中学生であることで少々悩みますが、首相より収入の多い人は日本中にはゴマンと実在されているはずです。収入の多少については避けますが、チョット出のタ レントなるものは人気先行型が優先する世界だけに人気持続期間にかぎっては高収入もあるでしょう。いつまでも初々しい中学生のアイドルとしていられるはずもなく、やがては年令とともにチョウチン皺やカラカサ皺が出始める時代がやってくる運命にあります。
そんな時を覚悟して「中学生の若さと初々しさとで人気を博している」ものでありましょうから、余程、本人の自覚がなければ一時代の「偶像」として早晩人々の記憶から忘れ去られる存在になることだろう。
芸能人に限らず野球選手などの多額な契約金などを考えてみると、首相の報酬をはるかに凌駕しているスポーツ関係者などがいるのではありませんか。首相の俸給は国家の定めにしたがって払われているものですから人気に左右されるものではないが、加護ちゃんなるタレントさんの場合、プロダクションが人気を基準として支払う報酬だと言えます。吉本興行に集まるお笑い芸人たちも ゴマンといて、1ステージ500円程度の収入にも耐えているなど、いずれも一発当てようと夢見て頑張っているのが実情のようだ。
「英語でノーってのはないという意味だ。おれたち芸能人は芸が無いってことになる」といって落語の世界では笑いをとっている。が、彼らは自分の選んだ道をまっしぐらに夢見て千か万分の一の可能性に賭けて努力しているのだ。それはそれとして立派な生き方だと思う。小生のまわりにも新劇俳優をめざして頑張っている青年たちはひとしく毎日を自分の夢を追って努力しつづけている。人には無駄な努力に見えても彼らは確実に舞台を夢見て生きてゆく。困難な道を承知で努力している姿はなんとも美しい。シラー(ドイツの詩人)は次のような言葉を残している。
未来はためらいつつ近づき
現在は矢のように飛び去り
過去は永久に静かに立っている。

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