FC2ブログ
2021 03 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30. »  2021 05

監査報告書に意義あり

kage

2005/01/26 (Wed)

監査報告書に意義あり

 本会は古紙問題に関して行政の対応に問題ありとして、住民監査請求を行い、2ケ月後の所定期日に監査報告書が届けられたが、報告書の中に添付されてきた各種資料を精査したところ新たな問題点が浮上してきた。
 資料とは監査委員が自ら収集した資料で、市役所担当課・再生資源協同組合・業界紙「古紙ジャーナル」などで、一般市民の手では収集不可能とされる資料だった。

◆ ① 所有権の問題がある。古紙に限らず市内から収集してきた再生資源物の所有権委譲は「米沢市と再生資源協同組合との契約」には次のように締結してある。
「市内から収集してきた再生資源物は、当該協同組合所有の資源物分別センターの計測器において、総量を計測した時点において米沢市より協同組合に資源物が委譲される」となっている。
 しかし、住民監査の報告では「総量計測は守られている」からとして問題はないと報告してきた。

[問題点]
ア・後日、ダンボールの総量計測をしていなかったことが判明した。
  総量計測を怠った資源物は今以て米沢市の所有であるにも関わらず長
  年に渡り、山形古紙回収㈱に売り捌いた行為は許されるべき問題では
  あるまい。

イ・行政担当課はマスコミの取材に対して「改善をお願いした」と答弁してい
  るが、米沢市は当組合に対して「売却額」の全額に利子を加えた額の返
  還を要求する責務がある。

ウ・監査報告は明らかに精査されたものでなかったことの証明。

◆ ② 古紙の売却先を山形古紙回収㈱一社に限定した理由の一つは再生資源協同組合の理事長の固有の会社であることと、市況をはるかに下まわる低価格で買い取るなど、それらの行為によっては、当該協同組合の決算を操作し「米沢市への利益返還の時期を遅らせるべき謀議を操り返していた」ことの判明。

[問題点]
ア・米沢市との契約に「市況を注視した販売」がうたわれている。が、古紙
  ジャーナル紙の東北地方相場表の買い取り月別価格表との比較では、
  市況の46%の低価格で当該協同組合は山形古紙回収㈱に売却してい
  る。
   追求に対して行政担当課は「正当な売却価格である。正当であること
  の証明は本年1月末日までに証明する」と大見得をきった。
   証明する期限日が迫っているのだが、1000円で買取りしてくれる古
  紙を460円でしか買い取らない業者に運ぶ人はいないだろうと考える
  のが一般社会常識だろうが、行政担当課はどのような説明で市民を納
  得させようとしているのだろうか。

イ・問題は市民が不用になった廃棄物であることで、その処理に関して意
  識の薄さが業者につけいる隙を与えていたこと。
   感心の高まりはマスコミによる報道と他地域から「米沢は無償だから
  儲かる土地だ」として業界新参入の業者によるチラシ教宣によって、市
  民が古紙は再生紙として金になるものだと知ったこと。

ロ・山形古紙回収㈱は新参入業者の価格にあわてたものらしく3ヶ月間は
  価格を上げ行政の対応を案じたものかどうかだが、まもなくして元の低
  価格に戻している。業者は価格に敏感だが行政担当課はこの変革に対
  して意にも止めなかったのである。

八・行政担当課は確約の今月末までに証明するであろう「46%買い入れ
  価格の正当性」については次のように説明するであろう事が予想出来
  る。「相場は地域性によって異なるものである。当市の相場を精査した
  結果は以下に示した通りであり、正当性が立証されるものである」と、当
  該協同組合員である古紙扱い業者の談合数字を以て証明するのであ
  ろう。
   ならば、現実にヤードを開いて営業している北関東通商㈱の買い取り
  価格をどのように評価かだ。

二・監査報告では自ら添付してきた資料によって、時の相場と山形古紙回
  収㈱の現状買い取り価格表によって不当な低価格が判明したものであ
  り、監査が精査をきわめた作業をしていたら、業者と当該協同組合の馴
  れ合いに気付き、市況に反した低価格の買い取り行為に監査の目が届
  いたであろう。が、報告書は本会の請求をことごとく却下棄却したのであ
  るから、総量を計測していなかった事実だけをあげても精査なき監査と
  して監査委員を監査する手立てを考慮しているところだ。

ホ・当該協同組合と山形古紙回収㈱との謀議によって、協同組合の決算書
  は作為されたものであり、市況相場で売却なり買い取りが正常に成され
  ていたならば、協同組合から返還される売却益は倍増していたはずで
  ある。この矛盾を行政はどう説明するのだろうか。
   行政の目が、委託業者の不正な行為を見逃していた責任は重く、米
  沢市の利益を侵害したことになる。
  行政の随意契約の甘さがこの様な希薄な監査の元凶となっていくのだ。

コメントフォーム

kage


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

この記事へのトラックバック