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教師は若き生徒たちにとって人生の導師でありたい!?

kage

2004/12/23 (Thu)

教師は若き生徒たちにとって人生の導師でありたい!?

 三位一体の政策も結構だが、いまわが国に望まれている究極の政策は教育の正常化であることは論をまたない。
報道によると大学生たちが卒業を前にして「働くという意味がわからない」などと呆れた新説をほざいて就職活動を拒否している学生が増えているのだという。また、教師の暴力によって頭に傷を負い、体罰を加えた教師が戒告処分を受けたと今日の朝刊は報じている。悪ガキには体罰で望むほかに指導方法はない。それを家族が教師の暴力だとして問題化する前に、自分で子供を教育できなかった不名を反省することのほうが先だと思われる。
こうした親の甘えから子供が正常に育つわけがないじゃないか。相変わらずPTAの役員といえば学校経営にノーを唱えない親たちだけを集めた団体である。
悪ガキには教師の体罰を第一義とするべきものだ。ただし、体罰の前に生徒に対する偽りなき愛情があっての行為だ。
小生は戦中派の生徒として厳しい教育を受けて育ってきたが、教師からは毎日のように体罰を受けながら、今になって有り難いと思っている。
小生は3頭の大型犬を飼育しているが、しつけには体罰以外に方法はないのだ。悪ガキには体罰も必要だが、ひねくれた思想をもった教師も数の中にはいる。
教師も人間であり労働者だと宣う昨今だから、たしかに教育に携わってほしくない教師も見かける。小生のジイさん夫婦も教師だったが、現在と違って貧しさを聖職という名誉な職業だけに耐えてこれた人間である。
今の教師に未来の人間を育てるのだという使命感にあふれた人物がいるだろうか。教師は生徒の見ている前で酔った姿や、ましてパチンコ通いなどの醜態は見せなかったものである。無論、教師も労働者であるというならパチンコ通いも許せるであろうが、小生が中学生の時にパチンコに夢中になっている教師の醜態を見て「オレだけはあんな大人になりたくない」と今もってパチンコ台に触れたことがない。
教師に望むことは教師としての毅然とした哲学をもって生徒たちに接してほしいものだ。そのためには親たちの理解が必要となる。教師に体罰を受けたからと騒ぎたてる親の甘さが悪ガキを増長させることになる。小生の時代は教師の体罰を受けながら「親にはいわないでほしい」と教師に懇願し、親に叱られると「学校には内緒にしてくれろ」と親に頼んで過ごしたものだ。

 今考えると学校教育にも偏執の感がある。人間教育をする資格に乏しい教師が多いことも事実だが、一方では教育者を聖職と受けとめ、熱心で使命感にあふれた教師に出会うこともある。教育の成果は十年後二十年後になって教え子たちが社会にどのように関わっているかによって答えが出るものだ。愛情のある鉄拳と憎しみだけの鉄拳とは殴られた生徒が理解するものである。人間の成長期には迷わず体罰することが寛容である。体罰が決して良い教育策だとはいわないが、言って聞かせてわからないガキには「人の痛み」を知らせてやることが大切な教育だと思われる。

 この記事を書いている最中に「投書」が届けられた。
内容は教師の暴言にヘキレキして困惑している親からの悩みだった。早速、米沢の教育委員会に善処方を申し入れ調査を願い出た。そして心当たりの中学校に電話をいれたところ、教頭が対応し「当校に心当たりの教師がいるので調査する」とのことであった。
果たして教育委員会の機能が発揮するものかどうか、まずは見守ることにしよう。

【以下、投書の原文】

匿名でのお便り、お許し下さい。

 私は川西町在住の者です。貴会のホームページを拝見させて頂き、「この会なら何か解決策を見出してくださるのでは」と思いお便りさせて頂きました。
 私は川西在住ですので当然子供は川西の学校に通う事になります。この春、中学校に進学し、親としても少しの希望と不安を持っておりました。が、少しの希望は入学してすぐに打ち砕かれ、すべてが不安に変わってしまいました。
それはたった-人の教師によるものです。
 この教師は、米沢市在住で今年米沢の中学から転任して来ました。まず、入学早々、批判から始まりました。
●川西は田舎だ ●お前達は頭が悪い ●レベルが低い学校だ
●校長も大した人じゃない  ・・・・ 挙げたらきりがなくなる程です。
入学すぐからこのような暴言では子供達が反発するのも無理がないと思います。
何人かの生徒はこの教師に反発し、意見するようになりましたが、そういう生徒を"悪い生徒"と位置づけし、差別するようになりました。
この教師の暴言は調べればすぐあふれるほど出てきます。
入学して親としてはクラスの様子を知りたい、と考えるのは当然だと思うのですが、この教師はクラス便りをほとんど発行せず、たまに発行したと思うと『汚いロッカー一本勝負』(整理のできていない生徒のロッカーを写真掲載した物)
『うるさい人のせいで希望の高校に入れなかったらどう責任をとるのですか?』といったおおよそクラス便りとは思えないプリントを発行します。
この教師の事を不信に思い、学校や教育委員会に抗議しに行った方もいますが学校からも教育委員会からも保護者に対して何の説明もありません。当然、今現在も教壇に立っているのです
一部生徒が校長室に「あの先生の授業は受けたくない」と直談判に行った事もあります。それでも保護者には何の説明もないのです。
 先日、成績表配布で三者面談がありましたが、この席でも信じられない発言の連続でした。クラスがまとまらないのは一部生徒のせいで自分のせいではない、延々と自分を擁護する言葉の連続でした。私はあっけにとられて何も言い返せませんでした。中にはかなり先生に意見した親御さんもいらしたそうですが、皆が皆そういう親ばかりではなく、私のように何もいえない親もいます。
結局は成績表、内申書のためにこのような教師にも親は「うちの子をよろしくお願いします」と頭を下げなければならないのです。面と向かって本人に言えない自分を情けなくも思いますが、これが子供の進学のために親ができる精一杯なのです。
  貴会は教育問題にも大変熱心だと思い、お便りしました。どうかこのあいまいな学校体制を公にし、解決に導いて頂きたいとお願い致します。

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