評価できる異種舞台人合同のパワー炸裂!

2004/11/05 (Fri)
評価できる異種舞台人合同のパワー炸裂!あれだけのパワーが米沢にあったのか?! 今以て夢見心地の小生だ。
4百50人からの関係者が一同に会し創りあげた「おしょうしな音楽祭」の舞台は文化の日を飾るにふさわしい盛り上がりを見せていた。 この成果の主因は異種舞台人が知恵と特技を出しあったことにある。
アマ音楽人はあまり舞台効果に気を使わないものである。その点では演劇人は全体の構成やリズム、テンポを熟知しているものである。とくに舞台の流れに「間」が空くことを嫌う習性がある。したがって、当日参加したスタッフ要員のしぐさには問題が残ったとしても、舞台人の活躍を音楽人は見習うべきものであろう。個々の出演者、団体の演奏には稚拙なものを禁じえない感はあるが、いずれは成長するものであろうから問題にするのは当たらないと思う。
京都辻留の「味噌汁365日」の家馴のごとく、アマチュアとはリーダーの指導力量以上に伸びるものではないから、技術は非凡の中から生まれるものでなく凡の中で養うものだと考える。したがって、芸にかける思い込みと日々の鍛陳がアマ、プロを問わず欠かしてはならない条件なのである。異種舞台人による今回の「音楽会」の成果は、次なるステップに過ぎない。
必ずしも満足すべき演奏内容とはいえないまでも、米沢人の文化を慕う心が大同団結で実を結んだことは事実だ。残された課題はあくまでも謙虚な心根で己れの技術を磨くことに精進すべきことが文化というものであろう。

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