昔 あったんだどゥ (品のいい書込み青年の童話から)

2004/10/06 (Wed)
昔 あったんだどゥ (品のいい書込み青年の童話から)今は昔、あったんだどゥ。よねざわ村のどっぱずれに、こん暗い松原があるべや。あそこは昔、よねざわ村の首斬り場だったとこだで、村人は気味が悪いといって滅多なことでは近奇らねえ場所だったんだどゥ。
ところが人影がないのをいいことにしてネズミの大群が住みついてしまったんだ。そのネズミたちはザワネズミ属といってな、咎人たちの首斬り後の生き血や肉片に群がって生きているんだが、中にはネズミ集団から忌み嫌われて村八分されていたザワシラミの家族がいたんだどゥ。
頭のてっぺんから足のつま先までシラミに侵されている家族だったんだどゥ。そのシラミに侵されると、まず脳味噌が腐りはじめ、古い紙クズを好んで食べはじめるんだが、肝心の古い紙クズは、悪代官とつるんで大儲けしている紙クズ商人から貰わなければなんね。
そこでザワシラミの家族は、「鬼の館を滅ぼしてきたら、一生家族が食うだけの紙クズをくれてやる。鬼を退治してこいッ」という商人の命令をきくことになったんだ。
鬼の館には「村人のためにならない悪代官と商人を退治してやる」と決起する仕置人たちがいてな、悪代官たちの悪業三昧を村人たちにバラしはじめたんだ。
はじめはザワネズミたちに頼んで、鬼の館の住人の言い分は、悪意あるウソで固めたデマの紙爆弾だといわせ「お代官様の悪口は許さねえッ!」と、鬼の館を遠巻きに戦いを挑んだものの館には千軍万馬の強者が揃っており館はピクリともしない構えに、ザワネズミはスゴスゴ撤退したのだというがな。
そこで猛烈な勢いで脳味噌を侵すというシラミを武器としているザワシラミの家族に商人は白羽の矢を立てたんじゃな。巧いことにザワシラミ家族の好物は、古い紙クズだと知った悪代官は手を叩いて喜んだな。
「北朝鮮なみに食料援助を餌にしたか。越後屋そちもワルよのう」命令を受けたザワシラミの家族は鬼の館にいる侍たちにシラミをうつして脳天から狂わせる作戦に出た。が、館には南蛮渡来の猛烈にシラミ退治に利くDDTなる武器があることを知って館に近付くことができないでいるのだ。仕方なく館の門に犬の糞を置いたりして嫌がらせをして様子を伺っているが、一向に同じる気配を見せないのだ。
追い詰められたザワシラミは吹き矢で館にシラミを吹き込んでやろうとしたが、館はこれも南蛮渡来の厚いガラスに守られていて、紙製でできた吹き矢では歯が立たないのだ。
グズグズしてとまどっている場合ではない。肝心の紙クズが貰えなくなって家族の餓死が迫っているのだ。焦りまくったザワシラミ家族が立てた作戦とは?
気になる方は 今月25日までに監査委員から発表になると、ドッピン。

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