衆院選挙

2014/11/21 (Fri)
衆院選挙◆本日衆議院解散
現在当地区の衆議院議員は、小選挙区から「自民党 鈴木憲和氏」、比例区から「民主党 近藤洋介氏」の二氏である。
地方の声を国政に反映させるには、両氏とも当選してもらいたいものだが、国としてコストを考えた時、現在の衆議院475人は適正であろうか。
◆安倍首相の約束反故
二年前、野田首相と安倍総裁が対談した際、野田首相は消費税増税とセットで議員削減など国会議員も「身を切る改革」を成立させると約束するならば解散すると断言し、安倍総裁も原則「やろう」と応じた経緯がある。
しかし政権を奪取した安倍首相は、片方の増税だけやって「身を切る改革」は話しにも出て来ない。
◆一票の格差是正は正論か?
格差是正とは、有権者が投ずる一票の価値が、選挙区によって差がある事を是正しようとする考えで、現在最高裁も「違憲状態」との判断を下したが、小生はこの事に大きな疑問を持っている。
議員の数が人口に比例するのであれば、人口の少ない地区からの議員選出は不可能となり、数の多い都会議員の考えが優先することから、地方は益々疲弊する事となる。
他国に目を向ければ、過疎の度合いを考慮したり、自然境界など地理的な要素を区割りに反映する国も多い。
今後、中国・印度の富裕層や中間層の数が増えた時、食料不足は地球規模で発生するであろう。
その時、我国の食料自給率は地方に頼らざるをえない訳だから、議員数を有権者数のみで論ずるのでは無く、もっと広義に検討する事が肝要であろう。

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